運動の五感?
私の行っているスポーツクラブは、季刊でボディーケーションという冊子を送ってきてくれます。
そのなかに運動神経がよくなるためのメカニズムという項目に、運動の五感ということばが記載されていました。
あらゆる運動・スポーツは、刺激に対して運動の五感である 視覚・聴覚・平衡感覚・皮膚感覚・筋感覚などの感覚受容器から情報を入力し中枢神経で処理を行います。そこで認知・判断し、筋肉・骨格に指令を出し、反応します(随意運動)。 さらに中枢では、命令によって出される電気信号を適正な動きにつなげるため、常に軌道修正を行っています。これらのメカニズムによって、同じ動きは2回目以降はよりスムーズに行えるようになります(不随意運動)。 同じ運動でも1回目より10回目の方が簡単にできるのはこういった理由があるからです。見て、聞いて、バランスをとって、皮膚や筋肉から受ける刺激に対して反応する。
これぞ、動くという動作を行うための感覚ですね。
整体も、まさしくそのとおり。
人の体を見て判断し、問診し、相手の皮膚や筋肉から受ける感覚からまた判断し、筋肉の方向に対してバランスをとりながら体重をかける。
相手の不調の原因を筋肉の凝りを正すことによって、バランスを取り戻させる。
皮膚感覚・筋感覚−−−良いことばですね。
そこから受ける感覚を大事にして、施術せねば。