腰痛防止には太陽礼拝のポーズ
母が朝の番組でやっていたとかで、腰痛防止に良い体操だったと、ビデオを見せてくれました。
な〜んのことはない。
テレビでは、マッケンジー体操と言っていましたが、太陽礼拝のポーズ(スーリヤ・ナマスカール)じゃないの。
朝、寝起きに体を目覚めさせるために、私は太陽礼拝のアーサナを実行しています。
起き抜けの体は硬い。
猿(ハヌマン)のポーズでは股関節が開かないし、背骨も硬いので背中を反るポーズもままなりません。
でも、この背骨を反らしたり屈曲したりを繰り返す太陽礼拝のポーズは、縮まった椎間板を伸ばすのにとても有効のようです。
私の場合は、このアーサナを2サイクルやります。
流派によって微妙にこのポーズは違うらしいのですが、シヴァーナンダ・ヨーガ・センターのものでは、時計の針のように12のアーサナが組合わさっていて4番目と9番目には猿のポーズが来ます。
マッケンジー体操は、太陽礼拝のポーズの中の二つ、コブラと背中を反らすものだけをテレビではとりあげていましたから、太陽礼拝のポーズができれば腰痛とは無縁の体でいられるかもしれません。
体操としての強度はヨーガのほうがありますから、予防にはヨーガ、腰痛になってしまった方にはマッケンジー体操のほうがよいでしょう。
椎間板は前屈と後屈だけでは左右に傾いている歪みが取れませんが、残念ながらテレビではこれに対する体操は説明されていませんでした。
マッケンジー体操にはこの左右の椎間板の歪みを取るものもあるようです。
ヨーガなら三角のポーズで取れますね。