うるさい鍋
私は、手持ちの鍋はそう多くありません。
圧力鍋や土鍋、北京鍋などを入れてもせいぜい1ダース程度の数しかありません。
そのなかで、なぜかビタクラフトは大小合わせて4個もあります。
現在では使い勝手が良さそうな鍋がいろいろありますが、昔はそう多くはありませんでしたし、ステンレスの鍋は毎日使ってゴシゴシ洗ってもヘピーユースに耐えられて長持ちするから、という理由で増えたような気がします。
しかーし、小さい片手のビタクラフトは加熱して火を止めた後、プシュプシュ・シュワー・プチンプチンと、うるさい。
中の蒸気を逃して蓋を開ければ静まるけれど、再び冷めるまでプシューッと言い出したり。
大きいビタクラフトはうるさくなく、小さい鍋だけ蓋の重みが不足していて中の圧力に耐えきれないのかな、と思います。
小さい鍋で煮物をしていて火加減が強すぎると、カチャカチャ蓋が開いたり閉じたりさらにうるさい音をたてます。
ル・クルーゼは蓋も本体も重いので、シューッと蒸気が出ることはあっても蓋がガチャガチャいうことはありません。
でも、この重さがネックで母には買わない方が良いと言ってあります。
気合を入れて持ち上げないと、手首を捻挫しそうな重さですから。
それに湿度の高い日本向けに、縁に日本仕様のコーティングをしてあると聞いたので、洗ったあとは即拭いてしまうようにしているので、気軽に使うのはちとためらわれます。
あ〜あ、すべてを兼ね備えたオールマイティな鍋ってないんでしょうか?