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酒粕パウンドケーキ

酒粕パウンドケーキ一ノ蔵の酒粕をいただいたのをきっかけに酒粕の利用法を検索していて、酒粕を使ったパウンドケーキを作ろうと思い立ちました。

ブランデーケーキがあることだし、お酒を使った料理の延長線にあると考えれば、コクや旨味がプラスされるのですから活用範囲も広がります。

粉の量の半量の100gの酒粕を入れたパウンドケーキは焼きたてのうちはアルコールの匂いが立ち上り、香ばしさも相まって、
『あら、これはイケルわ』
と思える出来です。
温かみが消えても酒粕の風味は消えませんが、一口めが一番アルコールを感じて、二口三口と進むうちに何だかわからなくなります。
酒粕独特のインパクトのある味は健在ですので、ちょっと変わったパウンドケーキという路線でおもしろいのではないでしょうか。

粉・バター・砂糖を200g ずつで作りましたが、これだと通常は卵4個が標準です。
私の場合はベーキングパウダーを使いませんので、卵5個にするべきでした。
酒粕は七賢のものが残っていたので、それを使っていますが、水気が一ノ蔵のものより少ないので、パウンドの生地が硬くできてしまい、それが影響してしっとり感が欠けています。

(七賢の酒粕は同じく大吟醸と記載がありましたが醸造アルコールが添加されており、純米酒ではないようです。色も白っぽく板粕ではありませんが、褐色でお味噌のような柔らかさの一ノ蔵の酒粕とは異なります。)

<参考>七賢の酒粕石けん

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