手作り石けんでシャンプーすると
手作り石けんを作っていて一番嬉しいのは、髪の毛の調子が良いこと。
手作り石けんでシャンプーする前も、市販の石けんシャンプーを使っていたのですが、髪の毛がいうことをきいたことはありませんでした。
髪の毛がパサパサしているおかげで、中学時代から『パサ』というありがたくないあだ名をつけられたその髪は、
今まで生きてきた中で一番良い感じ!!
光に当たるとツヤツヤとして、サラッとしています。
私の髪の毛ってこんなに良かったっけ?
髪の質が硬いのは、そう変わりがありませんが、手で触ると洗髪後にオイルでも塗ったかのようにツルツルした感触を得られます。
2年近く手作り石けんで洗髪していますが、お酢を薄めてリンスするのみで洗いっぱなしなんですよね。
最近、ひところに比べると石けんを作る意欲がだいぶ薄れ月に2〜3回しか作っていません。
だから、石けんの良さをわかる人にしか差し上げる気になりません。
手も荒れにくいからこそ、鍋洗いやお掃除にも気軽に使える−−−−ずーっと作り続ける気はありますが、この石けんの良さをわかる人は少ない−−−なんでなんでしょう?
たぶん、固形の石けんで頭を洗うということに抵抗を感じる方が多いせいではないでしょうか。
石けんシャンプーは水が大部分を占め、水は腐りやすいのでそのための保存料が必要です。
石けんは固形だからこそ余分な添加物を必要としないので、肌や髪に良い成分だけで作ることができる→固形だからこそ質が良い→使ってみてわかるその違いです。
ただ、私の場合はパーマもかけないしヘアダイもヘナ、太陽に長く当たるわけでもない、という下地があったので手作り石けんの恩恵をすんなり受けることができましたが、髪が不健康な状態の人はかなり苦戦するようです。
髪の毛が泡立てネットの役割をしてくれるから、モクモクになるまで直接髪にクルクルしてね、といって石けんを渡したのに、妹は4回も5回もクルクルしなおさないと泡が全然立たないというのです。
石けんは、『素のままの自分』が出ます。
手作り石けんで健康な髪や頭皮が取り戻せるのは確かですが、コーティング剤含有のシャンプー・リンスを使っていると誤魔化されてしまうのです。
髪が傷んでいる人ほど、元に戻すのに時間がかかります。