魚の粕漬
母はよくやっていますが、私はお取り寄せはめったにしません。
が、いただいた一ノ蔵の酒粕で作った粕漬けがとても良い感じにできるので気をよくしていたところ、夫が粕漬の有名店が載っている本を私に見せました。
いつもは、何が入っているかわからない食品は買わない主義ですが、プロの味付けがどんなものか気になり注文してみました。
注文した後に調べていてわかったのですが、たらこは赤く着色されているものを使っているみたい。
本には黒砂糖使用とのことで、良い材料を使っているような錯覚を起こさせる記述だったので、ちょっとがっかりしました。
到着したものは、その『たらこ』が抜けています。
あらまあ、こんなことってあるの?
早速、問い合わせすると、
「自分ではなく別の者が詰めたので、こんなことは初めてです」とのこと。
後日、たらこと一緒に数の子の粕漬も到着いたしました(お詫びということらしいです)。
丁寧な対応でしたし、おまけの数の子までいただいてしまいましたが、やはり自分で作るのが一番!、と再認識しました。
魚久の粕漬は、洗い流してからお召し上がりくださいとあり、この某商店は魚が水っぽくなるので絶対水洗いはなさらないように、とあります。
魚久のは非常に塩辛いので、粕を洗い流すのを前提に保存が利くように作られているようです。
某商店のは、かなり甘めで砂糖で保存を利かせているようです。
塩の好みは人それぞれ。
自分好みの味を探すのはとても骨の折れること。
良い素材を使って自分で作れば、バッチリのものができるのは確かです。
<参考>大吟醸の酒粕(一ノ蔵)