ブライヤーウッド(ウィリアム・モリス)
写真はウィリアム・モリスのBRIARWOOD(ブライヤーウッド)で、家のテーブルにかけているクロスの柄です。
10年以上も前(20年近いかも)にロンドンに旅行したとき、リバティ百貨店(チューダー様式の建物が目立つ、リバティプリントと呼ばれる小花柄で有名)で購入したのですが、本当は『いちご泥棒』という有名なプリントが欲しかったのです。
あいにくそれはなく、いちご泥棒によく似ていて、いばらの中に苺も鳥もいる、このブライヤーウッドというプリントを買いテーブルクロスに仕立てたのです(生地の耳部分にBRIARWOODと記載されていたので、このプリントの名前は知っていました)。
当時、日本では精油は今ほどメジャーではなく、市販しているお店も限られていましたが、ロンドンに行けば、エッセンシャルオイルなんてどこにでも売っている、と期待して探しました。
ところが、ロンドンでもなかなか見つからず、リバティの地下でやっと見つけ何本も何本も買ってきたのでした。
こんなに多く精油を買う日本人て、いったい何なのかしら?と店員はきっと不審に思ったことでしょう。
旅に出かけると、その思い出にテープルクロスを買ってきてしまう癖があります。
そのときの気分でクロスを変えるのですが、最近はブライヤーウッドの出番があまりありませんでした。
この柄−−−赤と緑ではっきりしているし、結構ごちゃごちゃしていますからねえ。
茶系のアイアンシ(これもリバティプリント)のカーテンも使っていたことがありますが、消耗してしまったので現在はありません。
何年立っても良いデザインは良い、ですね。