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『ふんどし』って

ふんどしはい、この布は『ふんどし』です。
おしゃれな和風のデザインですが、おお麻素材(ヘンプ)なので引き出しにしまっているときに、皺ができてしまいました。

最近、麻素材のものが流行っているようです。
母はいろいろ新聞広告などで見かける、と申します。
流行っているからという訳ではなく、自然に則して健康的だという理由で、麻の素材のものに凝っています。

スポーツや夏など汗をかいたとき、体は熱いのに麻繊維は皮膚に触れている面がさらってしていて湿気を帯びず、冷えてきたときも繊維にある中空部分のおかげで空気を含み、暖かく感じるのです。
山用など生死にかかわるスポーツウェアは、この蒸散作用が優れていますが、周りの環境が冷えてくると化学繊維そのものは皮膚に触れているときは、麻に比べると冷たく感じます。
おそらく、自然素材の持つパワーとエネルギーが私に合っているからだと思います。

それでは、綿はどうかというと、
皮膚に触れる面は暖かいのですが、汗が発散せずに水分になって繊維に吸い込まれるので、それが逆に冷たくなるのです。
オーガニックコットンは以前に比べるとずいぶんと身近になりましたが、綿花栽培にはずいぶんと農薬が必要なんだとか。
そういう点でも、オーガニックコットンはもてはやされているのだと気付きました。

麻と表示できる繊維は亜麻と苧麻だけですが、亜麻(リネン)を栽培した畑は7年間は亜麻を栽培できないのだと聞きます。
乾燥した土地でも栽培でき、土壌を改良するのにも使われるという点で『おお麻』が一番、エコで有意義な植物(麻子仁の油で走るバスもあります)だと思うのですが、ヘンプ100%の繊維で作られた下着はなかなかありません。

『ふんどし』なら、あるんですよね。

静かに流行っている、という記事も見ますが、たぶん『ふんどし』と聞いただけで引いてしまう方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、一瞬、えっ、と思いました。
しかし、気を取り直して、とにかく試しもしないで批判はできない、と取り寄せたのです。

ゴムで鼠蹊部を締めつけるのはよろしくない、開放させると体が喜ぶ、というのがふんどし派の主張です。
確かに鼠蹊部には、中医学的には脾胃の気の出入り口といわれる衝門穴気衝穴があるし、リンパ節もあります。

でもねえ。トイレに行くたび、ハラリと下に垂らす布が便器に入らないか、汚れないか、気になるじゃあありませんか。
気になって→気軽にトイレに行けない→トイレに行くのが恐い→これじゃあ、リラックスとはほど遠いと思いませんか。

鼠蹊部を締めつけないフレアパンツという手もありますが、私が試したものはシルク混紡で裾がヒラヒラしすぎて浅履きタイプ。
睡眠中ならお試しできるかと思ったのに、なんだかスカスカしているようで気になりダメでした。

リネンやヘンプ100%で繊維にすると伸縮性がないし、かといって綿を混ぜると麻の持つ調湿性がかなり損なわれるし。
5%ぐらいポリウレタンの入ったものだと伸縮性はあるけれど、麻や綿の長所である張りが失われるんですよね。
(私の試したのは、ヘンプ53、コットン42、ライクラ5。ライクラはポリウレタンと同じです。)

なぜ、麻100%がショーツに適しているかというと、消臭性、特にアンモニア臭に対しての効果が高いのです。
おお麻が大麻取締法により、おいそれと栽培できずに免許性になる以前、日本ではおお麻は身近に栽培されていたらしいのです。
厩舎に敷く藁は麻藁に勝るものはないのだとか。
以前は、麻わらは気軽に手に入ったけれど、現在は稲わらで代用しているのだそうです。
でもね、英国王室の厩舎は麻藁を使用しているのだそうですよ。

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