紅花クレイ石けん
この石けんを作るとき、まず、ビジュアル的に考えてしまいました。
レッドクレイに、紅花の赤か黄色が出た石けん、というコンセプトです。
甘草紅花石けんは黄色い地に紅花、こちらはピンクの地に紅花です。
もちろん、毛穴の汚れをクレイに期待しつつ、紅花で血液循環もよくなるかと期待しています。
紅花は活血化瘀薬で、血液をサラサラにする(飲んだ場合)効果があります。
サフランも同じ活血化瘀薬ですが、中国名では番紅花といいます。
その効果は紅花よりも強いとされていますが、高価なので紅花の方が一般的に使われます。
英語でもサフランとサフラワーと、似たような単語で、さらに、紅花としか思えないものをエジプトではサフランと表示して、バザールで売られていましたっけ。
クレイと紅花だけだと、さっぱりはしても潤いに欠けるかと思い、蜂蜜も入れています。
オリーブ油42%、米油20%
シアバター10%、高融点パーム油10%
ココナッツ油18%
先入れ蜂蜜
紅花、レッドクレイ(型入れ時)
鹸化率95%
<参考記事>
甘草紅花石けん
[使用感]
解禁日から半年ぐらいたって使ってみました。
せっせと作っていてお試しの石けんが多く、この石けんまで手が廻らなかったのです。
なかなかナイスな石けんで、髪がストレートにサラーッ、フワーッとします。
ストレートなだけでボリュームがない石けんもありますが、これは髪と髪の間に空気を含んでいるような感じ。
ベターッとしないのは、クレイのおかげかもしれません。