« 育毛石けん2(毛髪再生、脱毛抑制のために) | メイン | とっておきのフェイシャルバー(前田京子さんの応用版です) »

青黛紅花石けん

青黛紅花石けん青黛の石けんはヘナでヘアダイしているときに使うと、ヘナの臭いが抜けやすいのです。
私はヘナの草っぽい特有の匂いが苦手なほう。

ヘナで染毛するときにインディゴを一緒に使うと赤く染まらずに暗い色になるのと、関係があるかなという気もしています。

最初は、青黛の石けんはヘアダイの色が定着しやすいかと思っていたのですが、手作り石けん全般的にいえることで、色が定着しやすいようです(ネットではそういう声が多い)。

私にとって、青黛の石けんは湿を取って頭皮をすっきりさせるだけでなく必要ですが、前回の石けんはズルズルと溶け崩れが激しいので異なるオイル配合で、紅花も加えて作りました。

EXVオリーブ油55%、米油10%
シアバター5%、ひまし油5%
高融点パーム油10%、ココナッツ油15%
先入れ蜂蜜、青黛、紅花
鹸化率95%

私の家の近所で市販されているオリーブ油はエクストラバージンの方が安いくらいで、ピュアなんて売っていません。
食べものは自然なものが好みなので、精製品より未精製のものの方が不自然でなく本来の特徴が出ますから、最近はオリーブ油はEXVを使っています。
ですが、EXVだと黄色っぽい石けんにできあがるので、白い石けん系にしたいときはピュアを使います。

青黛と紅花は、型入れ時に入れる方法です。
しっとり狙いの蜂蜜は、苛性ソーダ水溶液に先に加えています。

できあがった石けんの色は、深い水の深淵を覗き込んだときのような、緑っぽい青の不思議な色です。

<参考記事>青黛の石けん(原料は藍です)

[使用感]
最初に作った青黛の石けんは、夏は溶け崩れが激しかったのですが、 乾燥する冬になったらそれほど溶けるかしらという程度になりました。
青黛紅花石けんも青黛石けんと同じように青黛の効果(ヘナで染めた後のヘナの臭いがとれやすい)が出ていますが、青黛石けんの配合の方が髪が柔らかくしあがるので私は青黛石けんの方が好みです。

中薬をいろいろ入れれば良いというものでもなく、石けんの良し悪しは、やはりオイルの配合如何にかかっているのかなという気がします。

コメントを投稿