黄連解毒湯の石けん
私の脂漏性湿疹を、ものの見事に治してくれた黄連解毒湯。
これに使われている中薬は、外用にも使われるものなので、石けんに仕立てたらどんな感じになるかと、作ってみました。
黄連、黄芩、黄柏はみな黄色く、三黄と呼ばれています。
黄芩、黄連、黄柏の順に上焦、中焦、下焦に働きかけ、解毒してくれるのですが、熱毒に効くので冷え性には不向きかと思いきや、私のそのときの症状にはとてもよく効いてくれました。
※ 上焦は心・肺を、中焦は脾・胃を、下焦は大腸・小腸など下腹部を指します。
EXVオリーブ油60%、米油5%
シアバター5%、ひまし油5%
バーム油10%、ココナッツ油15%
先入れはちみつ30g
黄連6g、黄芩(おうごん)4g、黄柏(おうばく、キハダ)4g、梔子(しし、クチナシ)6g
鹸化率95%
総油脂量は500gです。
なぜか、でき上がりはとっても柔らかいです。
<参考記事>
苦参丸(湿疹に)
頭の湿疹その後
ぴったりの漢方薬を選ぶのってむずかしい
[使用感]
『これはいい』と感激はしないけれど、普通に良い感じです。
もちろん、顔・髪・体すべてにオーケーです。
ハーブを使った石けんは三拍子揃ったものが多いけれど、中薬使用の石けんでこれを満たすのは少ないことを思えば合格点といえます。