エッグノッグ石けん
卵とミルクを合わせて大人用にはお酒を加えたものが、エッグノッグとしては一般的なようです。
石けんとしては、卵石けんも、ミルク石けんも、お酒入りもあります。
全部加えたら、悪い訳がありません。
卵黄はオイルに、煮きったラム酒は苛性ソーダの液として、ゴートミルクパウダーはラム酒液を取り分けておいて混ぜ、苛性ソーダ水溶液が40度近くまで落ちたときに加えています。
ゴートミルクパウダーは、この方法だとダマができにくく、早い段階で変性タンパクになるので、石けんの持ち(保存が効く)が良いように思います。
写真ではわかりにくのですが、保温温度が高すぎてジェル化して芋羊羹のようになっています。
EXVオリーブ油40%、アボカド油20%
カカオバター5%、ひまし油10%
パーム油10%、ココナッツ油15%
卵黄、ゴートミルクパウダー、ラム酒
鹸化率95%
[使用感]
解禁後、早速使ってみました。
ミルク石けんが熟成中に焼き菓子のような匂いだったのに対して、こちらはあまり匂いませんでした。
が、ミルクマルセイユや卵マルセイユが使い心地が良いのですから、この石けんは文句なしに体中使えるオールマイティ石けんです。
ただ、個人的な好みからすると、アボカド油ではなくスイートアーモンドにした方がより柔らかい泡で、使っていて楽しめる石けんになるような気がします。
アボカド油だと、ちょっと物足りないんですよね。