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胡桃ミルク石けん(生くるみで)

胡桃ミルク石けん胡桃は中医学的には助陽薬に分類されます。
陰陽の陽の部分、つまりエネルギー部分に働きかけ、体を温める効果がありますし、腸のすべりをよくしてくれますので、お年を召した方は積極的に摂取したい食品です。
胡桃の皺のある形が脳に似ているので、頭がよくなる、ともいわれていますね。

この石けんは木の実のミルクシリーズ、生胡桃を使った石けんです。
水でふやかしたあと、ミキサーにかけて液体部分は全量水分に置き換え、固体部分は型入れ時に加えています。

ナッツをミキシングすると、どれも白濁しますが、さすがクルミ、油分が他のものより多いようです。

ヘーゼルナッツ油20%、EXVオリーブ油(ボルゲス)45%
シアバター7%、ひまし油5%
パーム油5%、ココナッツ油18%
生胡桃、ローズマリーオイルエキストラクト
鹸化率95%

<参考記事>
アーモンドミルク石けん(生アーモンドから)
杏仁ミルク石けん(生杏仁を使って)

[使用感]
胡桃を使った石けんなんて良いのかしら?と、期待せず使ってみました。
胡桃は他のナッツの石けんに比べると、かなり油っぽさが出ていたのと、石けんの肌質がボコボコしていて滑らかではなく、ごつい石けんだったから。

まあ、オイルが多くなれば鹸化率は下がってマイルドかもね、と使っていると、
『あら、これ良いかも』

泡も立つし、髪を洗っているときの指通りもつるっとしています。
エシレバター石けんで硬くなった髪が、柔らかくなる感じです。

よくよく配合を見ると、ヘーゼルナッツ、ボルゲス(EXVバージン)、シアバター、と
お気に入りがオンパレード。
うーん、オイルの配合のおかげかもね。


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