衛益顆粒は花粉症の味方?
寒かった冬から万物が活動的になる春の季節は本来ならウキウキしてくる季節ですが、アレルギー持ちの者にとっては一番つらい季節でもあります。
私は生まれつきアレルギー体質でしたので、春だけが不得意な花粉症の方たちとも、ちと異なりますが、一年中で春が一番体調がおもわしくありません。
眠っている間は暑さ寒さをコントロールできず、寒すぎてもよく 眠れないし、暑くても目が覚めてしまいます。
先日はかなり暖かい日があり、布団から腕を出して寝ていたら逆に冷えて、起きたときはグシャングシャンとくしゃみの連続。
それ以来風邪気味なのか、春でアレルギーを起こしているのかわからなくなりました。
体温コントロールができなくなり、ヒーターにあたっていてもあまり温かさを感じられないような状態です。
それは、湯冷めをしそうなときと似たような感覚。
体の表面を守っている番兵(衛気)が手薄になって、邪気(この場合は寒気)が押し寄せてきてもガードしきれずに内部に侵入するのを許してしまう、といった感じです。
そんなときには、『玉屏風散(ぎょくへいふうさん)』。
玉(ぎょく)の屏風、つまり宝石の屏風のように貴重なもので体にバリアーを張る、というわけです。
邪気は防風(ぼうふう)が追い払い、気が不足している状態なので黄耆(おうぎ)で体表を固めて防衛し、白朮(びゃくじゅつ)で内部の気も補います。
これは、イスクラから『衛益顆粒』という名前で市販されていますが、体のバリアーが不足している花粉症の人にも有効といわれています。
効能は、虚弱体質・疲労倦怠感・寝汗と書かれていますが、私のような冷え性の人や、暑いわけでもないのに汗腺が勝手に開いてだらだら汗をかく自汗の人にも効きますよ。
<参考>
衛益顆粒(玉屏風散)が花粉症に効かないという先生もいる
花粉症の季節ですね
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