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2007年05月31日

セージの天ぷら

セージのてんぷら<br />
北村光世さんのハーブの本に、セージは天ぷらにするとおいしいと書かれているのを読んだときから、そのうち試してみようとずっと思いつつ、やっと作ってみました。

鼠尾草茶のエントリーのところで、天ぷらを試すためにセージを植えているといっていたのに、もう1年近くたってしまったんですねえ。
友だちの方が先に試してくれちゃったくらいです。
どういうふうに天ぷらにしたらおいしいのか、創造力が湧かなかったからなんですが、春浅い時期に作った山菜天ぷらの出来に気をよくして、やる気になりました。

サクサクにするために、衣には卵は入れず、小麦粉に片栗粉を加えて冷たい水を注ぎ、あまり混ぜずにセージの葉っぱをくぐらせて、一気にジュワーッ。

案外美味しい天ぷらができあがりました。
でも、山菜(こごみとタラノメでした)の方がおいしかったな。
セージはやっぱりセージ独特のお味がして。

ちなみに、この天ぷらは、イカと豚ミンチで作ったメンチの付け合わせです。
パセリの天ぷら、コリアンダーの天ぷら、よもぎの天ぷら、若いニンジンの葉の天ぷら、
こんな感じの類に似てるかもしれません。
ちょっと癖のある葉っぱに、天ぷらは向いてます。

2007年05月30日

スッポン鍋はいかに

スッポン鍋<br />
このスッポン鍋のスッポンは、友だちがおろしました。
私は、傍観していただけです。
調理師免許を持っている友だちと別の友だちがサブで奮闘した結果、皆でありがたくいただいたという訳。

スッポンさんには、「なんまいだー、なんまいだー」だったのですが、食材としては滋陰効果の最たるものといわれております。
翌日のお肌の潤いを期待していたのですが、私はいつもと同じようであまり感じませんでした。
コラーゲン部分のヒラヒラのところを食べるのが、少なかったのかも。

乾燥した季節にいただくと体内が潤うので、秋や冬の方がより良いとは思いますが、体が弱っているときに補うのには適した食材ではあります。
ちょっと、引いてしまう存在ですが、味は淡白で鶏肉のようでもあり、滋味豊かなスープです。

が、「痰湿壅盛者忌」となっておりますので、むくんでいる人などは好んでいただかない方がよろしいようです。

2007年05月28日

春はやっぱりあさりですね

あさり<br />
春は、貝類がおいしい季節。
貝の中でも最もポピュラーなものといったら、やはり、あさり。

小さいものより、ある程度大きいものの方があさりの旨味があって、スープもおいしくなります。
ときどき、しじみと見間違えるほど小さいものもあったりしますね。
そんな、稚貝のうちに取っちゃったら、大きいあさりがいなくなってしまいます。

スーパーでパック売りしているあさりたちは、すでにアップアップ状態で口を半開き。
写真のは、違いますよ。
しっかり、塩水につけて暗いところに置いておきました。

海水の濃度にするのに、味をみながらいつも悩むので調べたら、1000gに対して35gの塩が含まれているとのこと。
100gの水に3.5g の塩を入れればいいわけね。
これで、その都度悩まなくてすみます。

キッチンスケールで、きっちり測って塩水を作り、あさりを入れると、途端に水管を出し、しばらくしたらピューッと潮を吹き出しました。
うん、居心地の良い環境って大事ですね。

あさりは、砂の中に潜っているもの、明るい場所より暗い場所が好きなので、流しにボールを置いて電気はオフ。
ときどき、チュパーッなんて音もでるほどリラックス状態のあさりたち。
心なしか、リラックスしたあさりの方が、砂はないしおいしかったような。

一般的に水の中で生息しているものは、やはり寒性か涼性の性質を持つものが多く、海産物は海水のおかげで鹹味(しおからい)を持つものが多いです。

はて、あさりを調べても、出てきませんですねえ。

あさりに近いはまぐりは、鹹味、寒性で、滋陰、利水、退黄、止淋とありますが、脾胃虚寒者は禁忌ですので、胃が弱く寒さを感じやすい人は、食べ過ぎにご注意ください。

2007年05月24日

今年のカドフェルは大きい

ブラザーカドフェル<br />
ブラザーカドフェル2<br />
我が家のベランダは、ごく一般的なマンションのベランダ。
おまけに、このバラが置かれている方位は、北北西なのです。

バラは、日当たりが必要とよくいわれますが、私にとっては日当たりうんぬんより水のほうがもっと大事だという気がしています。
南側のベランダに置いているバラより、北側の方がよく咲くのは、あまり乾燥しないせいだとしか思えません。
たいしたお世話もできず、ひたすら、日光と天からの貰い水、さらに今年は肥料をやった覚えもなし。
(緑豊と碧露のケアだけは、なぜかやってます。)

こんな状態なのに、イングリッシュローズのブラザーカドフェルが、今年は結構咲いてくれました。
感謝!リッチ!ゴージャス!大きな花だこと。

イングリッシュローズの中でも大きいらしいですが、重たげに首をしなだれて、気を巡らしてくれる香りを放つ姿を見ていると、なんで修道士の名前がついてるのか不思議。
ハーブ園の管理をしている修道士カドフェルが主人公の英国ミステリーから名付けられたそうですが、この見事な花と修道士が全然結びつきません。

テレビドラマになり、NHKBSでも放送されたそうですが、家はBSとは無縁の世界だし(ミステリーチャンネルも見れません)。
お金を出してまで、ビデオで見る気もないので、長〜い目でそのうち私が視聴できるチャンネルで放映してくれるのを待ちましょう。

映像で見たら、カドフェルとイングリッシュローズがぴったり結びつくのかもしれませんね。

2007年05月23日

茯苓入りのワッフル

ワッフル<br />
これからだんだん蒸し暑くなる季節。
湿の季節は「脾」を傷めやすいので、そんなときは健脾利湿のものを。
茯苓は松の根本に生える茸ですが、個性を主張する味ではないので、粉末にすればたいていの小麦粉料理に使えます。

写真だけ見ていると普通のワッフルに見えるけれど、食べると適当に茯苓のポソッとした食感があたります。
薬膳料理の材料としては、枸杞ほどではありませんが、かなり気軽に取り入れられています。
小麦粉200gに50gほどの茯苓粉を加えて作りました。
他の材料は、卵と牛乳で、ホットケーキ程度の生地の固さにしてワッフルメーカーで焼きました。
家のワッフルメーカーは四葉のクローバーならぬ、五葉のクローバーで、分解するとハート型になります。

私は白茯苓しかみたことがありませんが、赤茯苓もあり、先生がおっしゃるには赤茯苓の方が利湿効果は高いとか。
白茯苓は健脾することによって、脾の調子を高めるので、結果的には利湿することになりますが。

2007年05月16日

100円ショップって意外と便利なものがある

クリップ<br />
あまり100円ショップに行かないのですが、えっこれって100円なのに優れ物、というものが見つかると嬉しいですね。

写真のクリップは、牛乳パックや生クリームパックの口をきっちり閉めるもの。(3個入っていて100円です)
洗濯ばさみやダブルクリップ、はたまた目玉クリップなんかより、ぴったり口を閉められて鮮度もかなり保たれるような気がします。
それにね、きっちり閉めておくと、冷蔵庫の中の他のものの匂いが移らないんですよ。

クリップの溝の中にズズズイーッとパックの口を入れ込むと、先っぽの鳥のくちばしのような部分がしっかりパックの口のサイドに入り込むので、はずれにくくなります。
結構、おしゃれでしょ。

たぶん、知ってる方はもうとっくに知ってるクリップなんでしょうが、遅ればせながら、かなり気に入ってるということでご紹介します。
無類の生クリーム好きの飼い猫のために、私は毎日重宝してます。

2007年05月14日

足のたこを軽視してはいけませんよ

足反射とは、足の裏や甲などに体の部分が反映されているという考え方ですが、その反映されているエリアに刺激を試みると、臓器や体の一部分の調子がよくなるというものです。

中医学のこの考え方は、耳鍼や脈診などにも現れています。
(脈診は手首の脈の位置によって、五臓の脈が反映されています。)

外反母指になると足の横アーチがなくなり、甲状腺の病気になる可能性があると、ドイツ式の足反射の本にも記述されていますが、現に私の母はひどい外反母指で甲状腺がちょっとおかしいと医者からいわれています。

ですから、魚の目やたこなども、その発生した場所に当たる臓器や体の部位に影響が出るようです。
たこや魚の目があるから、体調不良になるのか、体調不良が足に現れるのか、いずれにしても不調箇所があったら、それは足に不調がある箇所かもしれませんよ。

前頭洞(親指部分)---魚の目やたこがあったら---頭痛、めまい
三叉神経(親指部分)---指の変形があったら---偏頭痛
頚部から下(親指の内側面)---角質化した筋があったら---首や肩の慢性痛
眼(第二趾と第三趾)---たこや指の変形があったら---眼の病気
肩(小指の付け根)---たこがあったら---慢性肩こり

これらは、必ずあるというものではなく、確率が高いというものですが、もしこれらのケースに当てはまっても心配無用ですよ。
しっかり、自分で足を揉んで、足をケアすることによって体の不調を取り除きましょう。

2007年05月10日

マサラチャイは漢方薬いっぱいです

マサラチャイ<br />
ハーブやスパイスは漢方薬と重なるものが多いのですが、マサラチャイに使うスパイスも中薬として知られているものばかり。
古今東西、薬になる植物はいずこもいっしょなんですね。


さて、みなさん何を入れているのかな?

● ジンジャー、シナモン、カルダモン、月桂樹、クローブ
● ジンジャー、クローブ、カルダモン、ブラックペッパー
● シナモン、ジンジャー、ナツメグ、カルダモン、クローブ
● シナモン、カルダモン、ジンジャー、ブラックペッパー、ナツメグ、メース、クローブ、ブラックカルダモン、八角、ホワイトペッバー
● ドライジンジャー、アニスシード、クローブ、シナモン、ブラックペッパー、スターアニス、ブラックカルダモン、グリーンペッパー、サフラン、ロングペッパー
●シナモン、カルダモン、ドライ・ジンジャー、 ブラック・ペッパー、ナツメグ、メース、クローブス、ブラック・カルダモン、スター・アニス、ホワイト・ペッパー

私は、カルダモンが効いていて、スパイシーなのが好みです。
胡椒を入れたら、かなり辛そうですね。

さて、実際私が入れたのは、
● 小豆蔲(カルダモン)肉桂(シナモン)丁香(クローブ)小茴香(フェンネル)、メース(肉豆蔲(ナツメグ)の果皮で、ナツメグほど強くは香りません)

乾姜大茴香(八角)も入れば、さらに温まっちゃうので、多分に冬向きになりますね。

2007年05月09日

セミナーで母指球傷めました

ゴールデンウィークは、中国式の足反射療法の集中講義に行ってきました。
そこで、クリームがすべったのと、手だけに力が入ったのとで、左の母指球を傷めてしまいしました。

手技は、使い過ぎると手を傷める可能性があるもの。
だから、ずい分気をつけていたはずなのに。
馴れない関節の使い方をしたのと、正しく体重をかけていないので、手の力だけに頼ったのがいけなかったのです。

一時は、コーヒーの入ったカップまで持ち上げられないくらいでしたが、一昨日はページをめくるのも難儀でした。
親指を大きく開くと親指の根本が痛んだり、中の方までやられている様子です。
整体なども、体を酷使する労働だから、不必要な力が入っていると体が壊れてしまいます。

しかし、足反射で指や手を傷める人っていないの?
ネットで検索してみても、ヒットしません。
こんなこと書いたらまずいと思っているのか、誰も書いていません。

負荷がかかればかかるほど、関節には負担が大きくなるので、サムウォーク(親指を曲げながら前に進みます)を多用する欧米系の足反射の方が指を壊す人が多いはずなのに、変ですね。

正しく体を使わないと、体を壊すということを身をもって知ったゴールデンウィークでした。
この分じゃ、元に戻るのに、1か月はかかりそうです。

2007年05月07日

エレモフィラ、ゴージャスな花です

エレモフィラ<br />
ゴールデンウィークに集中セミナーに行っている間に、エレモフィラはずい分と散ってしまいました。
この写真は、ゴールデンウィークの前のもの。

期せずして、藤色の花が三つつながって咲いています。
左から、エレモフィラ、ラベンダー(たぶんデンタータ)、クレマチス、です。

初めて、エレモフィラを見たときは第一園芸で、3〜4年たっている気がします。
大株のエレモフィラは、細かいシルバーリーフに対比した淡い紫色が、それはそれは綺麗でした。

な、なあに、この花は、初めて見る花。。。
欲しい、、、でも、メチャ高い(1万円近かったような)。
きっと、そのうち大量生産されれば、苗木程度の大きさで安くなるはず。
う〜ん、それにしてもゴージャス。

我が家のエレモフィラは、昨秋500円で買ったものですが、大きめの鉢(本当はジャスミンの鉢)に居候させました。
そのうち、エレモフィラに乗っ取られそうです。
残念ながら、初めて見た第一園芸の鉢ほどは大きくはなっていませんが、私にはう・つ・く・し・い、と思える程度には大きくなってくれました。

どこまで大きくなってくれるのか、楽しみ。