当帰紅花飲石けん
当帰紅花飲は、血の巡りをよくし熱をさます解毒薬の方剤ですが、石けんに使用される外用薬ばかり。
当帰、紫草(シコン)、大青葉(藍の葉)、紅花です。
大青葉の代わりに青黛を使い、紅花から黄色が出、青黛が紺色なので、石けんの色は緑になるかと思いましたが、何ともいえない不思議な緑青に。
オリーブ油35%
米油20%
モーラバター5%
ひまし油5%
パーム油20%
コナッツ油15%
当帰、紫根、青黛、紅花
先入れはちみつ
鹸化率95%
<参考記事>
青黛の石けん(原料は藍です)
青黛紅花石けん
インドハーブ石けん(育毛)
[使用感]
最初に作った青黛の石けんは、夏に使うとドロドロだらしないくらい溶け出して柔らか過ぎる、と思いました。
が、使用感は一番良かったような気がします。
柔らかい石けんは使いにくいけれど、やはり肌には良いようです。
青黛とはちみつを入れると、標準以上の石けんができるので、そういう点では及第点をあげられます。
色は青黛そのものが、緑が入った濃い青なのですが、石けんに仕立てると、そのときに一緒に入れた他のものの影響を受けます。
今回は紫根で灰青、紅花で黄色をミックスした微妙な青です。