« 2011年01月 | メイン | 2011年03月 »

2011年02月25日

体温35度台は癌になりやすい?

低体温の方が増えていて、35度台だと癌細胞が一番増殖しやすい温度なのだそうですね。
私は冷え性で、膀胱の気化が弱いといわれていますから、足が冷えるとたちまちトイレに行きたくなります。
とにかく下半身を温めていれば大丈夫なのですが、最近の電車は冬でもあまりヒーターをつけていないので、ちょっと長く乗らなければならないときはロングコート必須です。

厚手の靴下より薄手でもハイソックス、毛皮のショートコートより薄手でもロングコート、と体をできるだけおおうものを身につける方が温かさを保つことができます。
そして、冬でも夏でも、家でお風呂に入るときはできるだけシャワーですませずに、腰湯です。
20分以上入っている間に冷めぬよう、熱めにしたお湯を胸の下まで溜め、雑誌やナンプレを持ち込んで、いざ入浴タイム。
入浴剤は、最近だと、みかんの皮、ヒマラヤ黒岩塩、賞味期限切れの生クリーム、オイルで希釈した精油などなど。。。

もちろん、冬に体を冷やすような旬ではない食べ物は食べませんし、よっぽど喉が渇いていない限りは飲み物は温かいものしかいただきません。
それでも、冷え性は、こんなことくらいでは解消されません。

ところが、最近やっていることで、思わず『あれ、これ体を温かくする効果がすごくある』と感じたものは、
カッピング。

吸い玉、吸角、抜罐、バンキー、プハン、と呼び名もいろいろで、鍼灸より古くからあるともいわれています。
もともとは、虫や蛇の毒を吸い出す行為から発達したのだと思いますが、竹筒やガラスの中の空気を燃やすことで陰圧にし皮膚にかぶせると、吸い込まれた皮膚が盛り上がって毛細血管が集まってきます。
私が使用しているものは、ポンプ式の強化プラスチック製で、自分でやりやすいように横にもバルプがついているものです。

うっかり、20cm以上の段差を踏み外して右腕に体が乗ってしまい、腕が上がらなくなったのを解消するためにカッピングをしていたのです(鍼を自分で背中にすることはできない)。

ですから、体全体が温かくなるなんて、思わぬ効用が出てきて、ビックリ。
血液循環がよくなるのですから、体の一部分にしか使っていなくとも、体中を巡る血液に影響が出るのは当然といえば当然です。
推拿(スイナ)やマッサージなどは外部から圧す力、カッピングは吸う力で反対の作用です。
体の中のものを外に引っ張る力はかなり強力で、デトックス効果や凝りをやわらげる効果を実感できます。

いろいろ療法はあれど、体調の悪いときほどその効果を感じやすい。
改めて、感じたことでした。

---------------------------------------------------------------------------------------------

ナチュラルライフへ



2011年02月22日

大吟醸の酒粕パウンドケーキ(酵母で)

酵母パウンドケーキ一ノ蔵、大吟醸の酒粕(玉の粕)を使ったパウンドケーキです。
酒粕の旨味を味わうには、くるみやレーズンを入れない方が生きると思います。
普段、ベーキングパウダーは使わない主義なので、卵の力だけでメレンゲにしてパウンドケーキを作っているので、どっしりと重たいケーキになります。
そういったどっしりタイプのパウンドケーキが好みなので作っているのですが、酒粕を入れた場合はもうちょっとふんわりとした感触が欲しい、
という訳で、酵母の力を借りて膨らますことにしました。

バターは柔らかくして小さく切り、卵はときほぐして材料全部をホームベーカリーに入れて4時間発酵させたものを、160度で50分焼きました。

地粉 200g、バター 200g、砂糖 200g、 卵 4個、ホシノ丹沢酵母 18g

糖分は酵母のえさになるので、発酵時間が長くなると甘味がうすくなります(いつもは170gくらいに)が、この場合はちょうど良かったようです。

焼きたてだと、酒粕の風味がし、バターが溶けているのでフィナンシェのようです。
メレンゲを入れたときのケーキはもっと全体的に膨らみ大きいのですが、こちらは真ん中が噴火しただけ。
でも、食べたときの感触は、酵母入りの方がふんわりしています。

発酵させる生地作りを簡単にセットできるので、ホームベーカリーもパンを焼くだけではなく、活躍の場が意外とあります(週2〜3回は使っているかも)。

---------------------------------------------------------------------------------------------

ナチュラルライフへ


2011年02月14日

花キャベツとビオラのバスケット

花キャベツのバスケットこのフラワーバスケットは、10月頃に植え込んだものです。
花キャベツはピンク色で可愛いので、それを生かしたピンクベースにしました。
秋に植えたら、やはりピオラ・パンジーが長く楽しめるので、同じ種類でピンク系と紫系のビオラをいっしょに植えてあります。

花キャベツは一鉢に売るためにまとめた、ようで、まだ根がそれほど張っていないものでしたが、さすがにこの季節になるとツンツン伸びてきて花が咲きそうです。
花キャベツの花が咲くようになると、春が来たような気がしますし、陽気もだいぶゆるんできたようです。

<参考>他のバスケットもご覧になりたいと思ったら、メインページにある「ブログを検索」で「バスケット」で検索してみてくださいね。

2011年02月08日

普段使いの鍋

ヤナギミルクパン普段使いにビタクラフトの片手鍋14cmを二つ使っていましたが、ウルトラではなく5層構造の方の把っ手が落とした拍子に取れて壊れてしまいました。
しばらく、もう一つの方だけを使っていたのですが、ちょこちょこっと何かを作るときにもう一つないと、とても不便です。

そうだ、鍋を買いに行こう!

普段使う鍋は、ヘビーユースに耐えられるものがいいと思いますが、気軽に使えるという点では重いしル・クルーゼは毎日は使えません。
琺瑯かステンレスを買うつもりで出かけ、結局柳宗理のミルクパンを買ってきました。
左手で持って注いでもいいし、右手でもオーケーのデザインは秀逸(グッドデザイン賞受賞)ですが、IH対応のものは3層構造なのに、これステンレス単層みたい。

だから、鍋を熱していると鍋自体が熱くなり、水分が入っている部分はいいとしても、熱せられた水分が鍋肌に当たるとパチパチッと音を立て、注ぐときに鍋が熱いとやはり同じようにパチパチ跳ねます。
今まで、5層や7層構造のステンレス鍋だったので、単層のものがこれほど使い勝手が悪いとは。。。

それに、熱せられた金属につく焼けた痕(青いようなオレンジのような)が、2回使っただけで気になるほどつきました。
20年以上使っているビタクラフトウルトラの方が、目立ちません。

ビタクラフトは調理後も音をたてるうるさい鍋なので、再度購入したいとは思わなかったのです。
でも、壊れたビタクラフトは、たぶん30年近く使用したと思うので、長持ちした方かもしれません。
ヤナギミルクパンは、デザインには文句はありませんが、鍋としての機能には大いにクレームをつけちゃいます。
だいたい、3層構造の方は3倍くらいの高値ですし(3層だから1層の3倍なんでしょうか)。

私は道具は頻繁に新しくはしないし、鍋自体の手持ちは少ない(全部で1ダースくらい)のですが、不満タラタラの気分だったので、とうとう十得鍋14cmを再度注文してしまいました。

入れ子鍋として、クリステルとよく比較されるようですが、
1. 寸胴鍋のように底から垂直に立ち上がっているクリステルより丸みを帯びて立ち上がっている方が火当たりが良さそうだし、
2. 把っ手部分が溶接のクリステルに対し、一体型で作られている十得の方が洗い安そうでメンテがいいし、
3. 蓋のつまみがそのまま金属のクリステルより、鍋つかみなしでつかめる十得の方が良さそう
と思ったからです。

しかし、把っ手がないと鍋本体はステンレスのボールのようで、鍋らしくないなあ。
だから、クリステルに憧れる方が多いんでしょうね。
でもね、把っ手部分を小さくすると耐久性にかけるから、あのデザインになったと思えます。

[後日の感想]
ヤナギミルクパンでパスタのソースを作ったら、油焼けした後が残り、いくらゴシゴシしても消えません。
これって、ステンレスが単層構造のせいだと思います。
デザイン料にお金がかかって、鍋自体の使い勝手はおざなりにされた、というのを再度強く感じました。
同じデザインで3層構造のステンレス鍋が出ているのは、もっぱら電磁調理器を意識してのことで、鍋を作っているメーカーサイドのご都合主義が大きくでているようで、この買い物『失敗』の二文字が鍋を使うたびにクローズアップされるのです。

2011年02月02日

マカデミアナッツ石けん

マカデミアナッツ石けんオプション材料をいろいろ入れた石けんを作っている私にとって、オイルの配合だけで作った珍しい石けんです。
マカデミアナッツ油100%で作ると、うすいピンク色になると本には記載されていますが、62%なので石けん自体は白になりました。
通常、オリーブ油はピュアではなくエクストラバージン使用なので、白い石けんも、私にとってはとても珍しいことです。

マカデミアナッツ油 62%、シアバター 10%
パーム油 10%、ココナッツ油 18%
鹸化率95%

[使用感]
180回も石けんを作っていて、オイルの配合だけでナイスな石けんは初めてです。
髪はしっとりしているけれど、しっとりしすぎてボリューム不足になることはなく、毛先はきれいに落ち着いています。
洗っている最中は、手指のすべりが良くツルツルしているので、『あれ?何かオプション入れたはずはないのになあ』と思いました。
今まで作った石けんの中で、全く同じ配合で作りたい石けんは1割もありませんが、これは文句なくもう一度作りたくなります。

<参考>石けん作り