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2007年12月27日

頸椎症で腕が痺れたその後

10月30日(火)--事故で頸椎症になってしまいました。1時間後ぐらいから、右腕が痺れてきたのですが、自覚しませんでした。
どんな事故だったのかは、聞かないでください。いろいろ不都合なことがあるので。交通事故ではない、とだけ言っておきます。
10月31日(水)--会社でデスクワークをしていて、机の上に腕を置いているだけなのに、肩から正中神経の走行に沿ってビリビリと痺れが来るのを感じ、やっと、これはただ事ではないと気づきました。
そういえば、夜、床に着き、肩甲骨が下になるとジンジンするような異常な感覚があったっけ、と、このときやっと事故との関連性を理解したのです。

そして、ここから私の闘病生活が始まります。(なんて、おおげさな)
どんな治療で、どのくらいの回数が必要だったか、同じ症状で悩んでいる方がいたら参考になると思い報告いたします。

11月1日(木)--鍼とマッサージも受けられるT整形外科へ。
鍼の本数は5〜6本を局所に刺し、電気を流した後、マッサージを。
相当、頚、肩がいかれていたせいか、終わった後は軽くなったような感じがしました。
パルスは強く、筋肉を無理やり動かすので、個人的にはあまりすきではありませんが、調子が悪いときはある程度の強刺激は必要かもしれません。マッサージも圧の強い、グイグイ押すものでした。

11月2日(金)--再び、T整形外科。
前回と同じ治療。鍼は効いているような気がしましたが、マッサージが強過ぎて頸椎の一番やられている所に向かってグイーッと押されたので、思わず痛いーっ!
原因箇所をさらに痛めつけられているような気がしました。

11月5日(月)--三度、T整形外科。
3回目ということで、電気は流さず鍼治療をして、マッサージのみ。
何となく物足りない。

11月8日(木)--T整形外科。
中国では、頸椎症の人は毎日治療に通います。黒龍江中医薬大の研修では、せっせと毎日通って来る同じ方々を大勢見かけしました。私もそれにならって、でき得る限り治療に通って早く治したい。

11月9日(金)--友人が、頚をやられたのなら〇〇先生が良いわよ、と薦めてくれたので、推拿治療。
終わった後、肩や頚が軽くなりました。

11月13日(火)--前回と同じく〇〇先生の推拿治療。終わった後は軽くなるけれど、凝った筋肉をほぐしているだけのような気もしてきて、根本の深い場所に効かせるにはちと足りないような気もします。

11月19日(月)---T整形外科。保険がきくのは治療費の自己負担が軽くてありがたい。けれど、鍼の本数も少ないし、マッサージも人によって物足りない。保険で行えるマッサージはたった10分なのだから。
先生にまだピリピリ痺れますと言うと、「あなたは、頸椎に問題があるから」とか言われ、いくら変形していても事故の前までは何の問題もなく痺れなんて何もなかったのだから、今さら頸椎に問題といわれても、治らないと匙を投げているのかと思えてきます。

11月21日(水)--やはり、頸椎症には推拿より鍼の方が効くと思い、ネットで検索したP鍼灸院へ。
鍼を局所に7〜8本打ち、やはり電気を流すのですが、2本ずつ弱い刺激から自分がオーケーを出すまでボリュームを上げていってもらえます。筋肉がビクビク動くのは大嫌いなので、ジンジン程度の弱刺激で得気を感じられるのは嬉しい。終わった後は、竹の吸い玉療法。皮膚が突っ張ります。自分で具合が悪いと感じている場所は、吸い玉をはずした後、赤黒くなっています。
治療後、先生は「良くなると思いますよ」と希望を持ってくれたので、良くならなければ困るのよと思いつつ、治療への道筋が見えてきたようで気をよくしました。
けれど、治るまで十数回治療が必要といわれ、1週間に3回来ないとだめだとも強制され、予約をキャンセルすると事前予約はできなくなりますとおどかされました。ストレスが来る鍼灸院です。

11月23日(金)--〇〇先生の推拿治療。次はいつにしますかと問われると、なかなかキャンセルしにくくて。

11月26日(月)--P鍼灸院、2回目。この前来たのはいつと聞かれ、水曜日ですと答えると、1週間に3回来ないと、十数回では治らなくて、三十数回かかると脅されました。なんて、ところなんでしょう。仕方がないので11回分の回数券(5万円)を購入し、前回もらいそこねた領収証をくださいというと、前回のはもう発行できませんですって。いったいここは...(ストレス、溜まる)

11月28日(水)--別の〇〇先生の推拿治療。推拿治療といってもアプローチの仕方が違うものです。局所へのアプローチと全体へのアプローチ。でも、やっぱり推拿だと筋肉への負担の方が大きいような気がしてきます。もっと深い部分に効いて欲しいのです。推拿はやはり皮膚や筋肉に接触するので、浸透させるテクを持っている先生たちでも、私にとっては皮膚の方が痒くなったりしてきます。

11月29日(木)--T漢方クリニック。別件でかかっていたクリニックですが、鍼灸治療もできるのを思い出し、ついでに鍼治療もしてもらおうと、今までの経緯を話しました。どこに問題があるのかを問診で詳しく聞いてくれ、選穴したのが背中や腕だけではなく、中府穴付近の(中府ではないと思います)小胸筋の束のあるところを中国針でズズッと刺激してくれ、『そうなのよ、後ろ側だけのアプローチではなく私は前の方も問題あり』と思っていたの、を実践してくれました。
P鍼灸院の回数券を買ったのは間違いでした。でも、買った以上は行かなければ。T漢方クリニックなら、吸い玉治療はなく(先生が総合治療の必要性があると思わなかったから)3千円/回で済むし、こちらの方が効果が高い気がします。

12月3日(月)--P鍼灸院、3回目。今回からは、ベッドではなく座って治療できる椅子で。
この鍼灸院のベッドは狭く、うつ伏せになっていると腕が壁について冷たくなるし、堅いベッドと堅い枕で鍼の重さがドーンと体にきます。ですから、椅子で治療の方が楽。それに、椅子治療の人の方が圧倒的に少ないらしく、
予定より早く行っても、空いていればすぐ治療を受けられます。

12月5日(水)--P鍼灸院、4回目。

12月6日(木)--P鍼灸院、5回目。

12月10日(月)--P鍼灸院、6回目。吸い玉治療を受けていて、途中でやめたくなったほど重だるい感じが来ました。背中が多少丸まった状態でいくつも吸い玉をつけていると皮膚が突っ張るので、よけい苦しいようです。背中をそり気味にするといいみたい(実際そっているわけではありません)。

12月12日(水)--P鍼灸院、7回目。毎回、どんな感じですか、と初めに聞かれるけれど、ビリビリがピリピリになってジンジンに変化してきていても、痺れていることには変わりなし。

12月13日(木)--T漢方クリニック。別件の治療のために、ついでに再び鍼灸治療も受けました。前日にP鍼灸院の治療を受けているのにひどく肩が凝った感じがしていました。T漢方クリニックの鍼治療では終わった後、肩は軽くなりました。治療方法は前回と同じ。この肩凝りは、吸い玉のせいのような気がします。

12月17日(月)--P鍼灸院、8回目。治療に通うのも、ほんと大変。お金もかかるけど労力と時間もかかります。中医薬大の試験があっても週3回の治療ははずせず、鍼治療の後はいつもより眠くなるので、頭脳を覚醒できず試験勉強が進みません。

12月19日(水)--P鍼灸院、9回目。

12月20日(木)--P鍼灸院、10回目。

12月26日(水)--P鍼灸院、11回目。思い返すと、昨日も一昨日も痺れ感は感じませんでした。12回目の治療をした後でも痺れ感がなくなるとは思わなかったので、意外。

12月27日(木)--P鍼灸院、12回目。今日で回数券は終わり。1月の予約はしないつもりです。
様子をみて、T漢方クリニックに行く予定。でも、行かなくてもすむかもしれません。今日は1回だけ、ほんのちょっぴり痺れ感があっただけだからです。

結果からいうと、初めからT漢方クリニックに行っていたなら、1か月で治っていたかもしれません。
でも、それは結果論なのでなんともいえませんが。
いえることは、頸椎症には鍼治療が効果的ということ。
人によって鍼が合わない人もいると言う人もいるけれど、それは精神的な問題(恐怖心)だと思います。
それを考えに入れなければ、推拿も鍼も知っている者としては、鍼に軍配を挙げるでしょう。

ちなみに、T漢方クリニックの先生も、国際按摩推拿師でもありますが、私の症状に対して鍼治療だけでした。


2007年12月19日

陰虚は虚なのね

陰虚は虚などと、何、当たり前のこと、書いてるの、と言われそうですが。
先日の中医営養学の授業のとき、陰虚の人が取らない方がよいものとして、熱い刺激物と冷たい刺激物というのがあったのです。
熱い刺激物とは、唐辛子に代表されるもの。
はて、冷たい刺激物とは?

それは、氷や凍った食品、冷たく冷やした料理です。
陰虚だと、体の中の津液が不足してきて、体の中で火が燃えてきたりするので、そのときは、当然『大熱』の性質を持つ唐辛子は避けなければなりません。
でも、冷やすのだったらオーケーなのでは?

いやいや、『虚』という性質を考えると、冷たくて体を刺激するものはやっぱり避けるべきなのですねえ。
でも、おおかれ少なかれ、陰虚の人は口渇があるので、冷たい食品を好む傾向にあります。
これを、病気が欲しがるって言うんでしょうね。

おそらくこの考えが記載されているのは、写真の本だと思われます。
確認していなくてごめんなさい。

2007年12月17日

スイスハーブキャンディ Ricola

Ricola<br />
以前薬膳の授業で、ハッカ飴を作ったこともあり(といっても、私は覗きにいっただけ)、喉がイガイガするときにはハッカの清涼感が効くと思っています。
ご存じの方は、昔から知ってらっしゃるようですが、私はこのリコラハーブキャンディを最近知りました。
最寄りのスーパーで市販されており、たいしたものが置いてないと思い込んでいる私としては、あら、良いものも置いてあるのね的でした。
この写真は、ソニープラザさんのサイトのものを拝借いたしました。
最寄りのスーパーでは、ハッカのものしか置いてありませんが、シュガーレスタイプやレモンミントなどいろいろなバリエーションがあるようです。

人工的な物が嫌いなので、砂糖入り歓迎ですが、原材料には、いきなり砂糖と書いてあります。
飴なんですから当然ですが。
そして、水飴、13種のハーブエキス、メントール、ペパーミントオイル、カラメル色素
と、続きます。

ハーブの中身は、
リブワートブラインティン(へらおおばこ)、 マーシュマロールート(ビロードあおい)、 ペパーミント(西洋ハッカ)、 ヤーロー(西洋のこぎり草)、 タイム(たいじゃこう草)、 セージ(薬用サルビア)、 レディスマントル(にがよもぎ)、 カウスリップ(きばなのぐりんざくら)、 エルダー(西洋にわとこ)、 バーネット(われもこう)、 コモンスピードウェル(ひめるりとらのお)、 マーロー(はいあおい)、 ホーハウンド(いぬごま)

西洋と東洋では、自生する植物が異なるので、これらの訳がうまくつけてあるなと感心します。
中薬と対応させられるのは、おおばこ(車前草)、ペパーミント(薄荷)、エルダー(接骨木)、バーネット(地楡)
でしょうか。
でも、無理して対応させており、同じものではありません。
バーネットも、おそらく葉か全草を使っているのではないでしょうか。
中国では地楡の根っこを使います。

このキャンディ、なかなかナイスな味です。
嫌味が全然なく、す〜っと喉を通っていく、だけどちゃんと喉飴の役目を果たしていて、変な添加物が入っていない、自然な加工食品を探すのって大変なんですよね。

<関連記事>
薄荷入りの飴は固まらなかった

2007年12月13日

当帰生姜羊肉湯(古典的薬膳)

中医営養学の授業で、金匱要略に記載されている当帰生姜羊肉湯のレシピが出てきました。
でも、かな〜り現代版にアレンジされてる模様。

材料:当帰20g、生姜30g、羊肉500g、紹興酒大さじ3、塩小さじ2、胡椒少々
作り方:
1.羊肉は2cm角に切り、沸騰した湯に入れ白くなったらいったん取り出す。
2.鍋に羊肉、当帰を入れひたひたに水を入れて強火にし、スライスした生姜と酒も加え、沸騰したら40分煮込む。

この作り方は、おそらく写真の「中医営養学」に載っているのではないかと思います。
授業のプリントとして提出されたので、本の中に記載されているのを確認していないのです。
このレシピだと、現代のスープとしていただいてもおいしいのではないでしょうか。
残念ながら、角切り羊肉をスーパーで気軽に手に入れることはできないので(ラムチョップやスライスなら手に入る)、再現していません。

原文がどのように記載されているかというと(ネットで参考にしました)、

寒疝腹中痛、及脇痛裏急者、当帰生姜羊肉湯主之。

当帰三両 生姜五両 羊肉一斤
上三味、以水八升、煮取三升、温服七合、日三服。
若寒多者、加生姜成一斤、痛多而嘔者、加橘皮二両、白朮一両。
加生姜者、亦加水五升、煮取三升二合服之。

中国での「両」は50gのようですので、1斤は10両だから500g。
当帰150g、生姜250g、羊肉500g
で、8升の水を3升になるまで煮詰めて、420ccずつ1日3回飲むとしても、4日分しかないんですね。
しかし、当帰150g、生姜250gじゃ、この煎じ液は生姜のピリピリと生薬を煮詰めた濃い味で、恐ろしい味がするに違いありません。
やはり、これは薬膳なんてものではなく、漢方薬としかいいようがありません。
寒さによる疝痛や脇痛など、痛みを止めるための漢方薬なんですから、効果を出すためにはこのくらいの分量が必要なんでしょう。

2007年12月12日

PASMOを使ってみると

今まで、東京メトロの定期券をループをかけて2経路から乗れるようにしていたため、私鉄と相互乗り入れしているにもかかわらず、1枚の定期券にすることはできませんでした。
それで、パスモが発売されたときも、便利そうとは思ってみても、磁気定期券が2枚ある身としては、当然パスモにうつすこともできず、簡単そうに改札をタッチしていく人を横目で見ていました。

事務所が引っ越ししたので1枚の定期券になったことをきっかけに、オートチャージ付きパスモ定期券にしました。
交通事業者のクレジットカードの営業が、パスモと抱き合わせで駅で行われており、クレジットカードとパスモと両方申し込むと1000ポイントがもらえるキャンペーンに乗り、しっかりゲットしました。
実は、クレジットカードは持っていたのですが、オートチャージ対象カードではなかったのと、まるっきり使わなかったため期限切れを起こしており、仕方なく申込んだ次第。

オートチャージは、2000円の残高を切ると、入場したとたんに3000円がチャージされます。
自分で直に現金でチャージしていたときより、残高が気になるようになりました。

先日、私の乗っている線では珍しく朝から人身事故があり、最寄り駅での混雑に嫌気がさした私は退場しようと改札にタッチ。
しかし、扉は開きませんでした。
混雑している係に、手続きをしてもらって出てきましたが、どうやらパスモは入場券の役目がないようです。
夫も、駅の改札をパスモで抜けて、トイレに入ろうとしたら改札の外だったので外に出ようとして出られなかったとのこと。
まあ、彼のは普通のパスモだけど、私のは定期券なのに、なんで入場券の役割がついてないの。

そして、会社で購入している一括定期券は磁気定期券。
これを使って、パスモの継続の定期券に変更できるのかと思いきや、定期券売場の人が言うには、前の定期券の期限が切れないと変更できないらしい。
そんなの変!
それじゃ継続とはいえない。
パスモの場合継続するには、現金かクレジットカードで継続するしかないみたい。

でも、クレジットカードで定期券を購入すると払戻はできません、て書いてあるんですよね。

定期券2枚とSUICAとパスネットの4枚を使っていたことを考えれば、1枚で事足りるパスモは便利だけど、サービス内容がいまいちなんですよね。


2007年12月10日

黒糖ココア(与那国のサンゴカルシウム配合)

最近はまっているのが、この黒糖ココアです。
ミルクを加えなくとも、かな〜りおいし〜い。
市販品には、ミルクを入れないとおいしくないものがずいぶんありますが、これは違います。

オーガニックココアにキビからとった黒糖とサンゴカルシウムを添加してあり、ポリフェノールだけではなく、鉄もカルシウムも同時にとれる優れもの。
チョコレート好きなら、きっと気に入るはず。
マグカップに多めに入れて、熱湯をそそげばホットチョコレートの雰囲気。
エルキュール・ポワロが大好きな飲物でしたね。

2007年12月06日

ぴったりの漢方薬を選ぶのってむずかしい

私の頭の湿疹に、劇的に効いたのは、
黄連解毒湯と平胃散でした。

でも、それらが、どんな症状に対応しているのかをネットで検索すると、

黄連解毒湯−比較的体力があり、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらする傾向のある次の諸症:鼻出血・不眠症・ノイローゼ・胃炎・二日酔・血の道症・めまい・動悸

平胃散−胃がもたれる傾向のある次の諸症:食欲不振・胃アトニー

などの記載があります。
おそらく、市販の薬を購入すると、このように書かれているのではないでしょうか。

私の場合は胃もたれや胃炎も起こしていないし、顔色はどちらかというと悪い方だし、出血も不眠も全然ありません。
一般論でいうと、黄連解毒湯も平胃散も、これらの症状がある人に向いた薬とはいえると思いますが、これはあくまでも典型的な症状を持っている場合。
実際の人間にぴったり当てはまるはずもありません。

では、ぴったりの漢方薬を導き出すにはどうすれば良いのか。
専門家の意見をうかがうのが一番、ということになります。

漢方薬は、西洋薬のように対症療法(症状に対して治療する)で薬を選ぶのではなく、症状や体質から中医学特有の「証」を考え、それに合った方剤を選びます。

それでは、黄連解毒湯とはどんな薬でしょうか。
虚証で生じた火ではなく、実火に対して処方される清熱解毒薬であり、医師が私の湿疹の原因を実熱と踏んだから処方され、それが私にとって効いたということは、先生の見立てが合っていたということになります。
方意に記載の「発斑」は、まさしく私の湿疹の状態。
『本方の主治証は多いが、病因は一つしかない』とは、湿疹に限らず、体の中に火が燃えていてその熱毒が原因で現れたものには、別の病気にも使えるということです。
ただし、実火を冷ますための薬なのである程度体力のある人向き。
(自分に合っていたので、ある程度の体力があったのだと実感してます。)

そして、平胃散ですが、
湿疹の原因を湿熱と考えると、湿を取り除く必要があり、平胃散は湿が胃に留まっているときに効果を発揮します。
私の症状は、お腹が張っていて、体は重く、食べ過ぎの傾向があり、舌には歯痕があり、舌苔白膩(苔が白く潤っている。でも舌尖は赤い。)。

ネットで参考になったのは、アトピー性皮膚炎におすすめする漢方薬のサイトさんです。
なかなかわかりやすいし、効きそうですねえ。

<関連記事>
苦参丸(湿疹に)
頭の湿疹その後

2007年12月05日

山藤(有機和食)

料理1<br />
料理2<br />
料理3<br />
料理4<br />
料理5<br />
料理6<br />
料理7<br />
先日、友だちと行った大地宅配のお店である「山藤」の料理です。
いつも大地の食材を使った料理を食べている私としては、食材だけでは物珍しき物があまりありませんでした。残念。
とっても期待して行ったので、料理はもっと引き込まれるものがないと感動しないといった感じでした。
食材が良いのは既にわかっているので、それ以上にプロとしての家庭料理に出せない盛りつけや、あっと驚くマジックを求めていたので、その辺がちと期待はずれだったのと、量が今一つ不足していて、帰宅してから、めちゃくちゃお腹が空いて困りました。
22時以降に食事をしたら、胃がもたれちゃいますから。
でも、掘ごたつ形式の部屋は、他の人を気にせず気軽に友とおしゃべりができるのでお薦めです。

以降、メニューは7350円のコースで、
先付け-里芋の胡麻味噌
(写真を撮るのを忘れました)
口取り-鮑と青大豆の大船煮、スモークサーモンの砧巻、椎茸のくるみ和え
(おおっと感動する味付けではなく、優しいお味)
お造り-ひらめ
(このひらめは美味でした。でも、ひらめの色合いとほとんど同じ色の器にもられていたので、友がそれを指摘。私も対照的な色合いの器の方がひらめが映えると思いました。)
碗もの-白子豆腐
(ごくごく、優しい味付けの白子豆腐、何か物足りないような)
焼き物-厚岸の焼き牡蠣
(素材自体は美味しいのですが、プラスアルファが欲しいところ。盛りつけもそっけないのです。)
蓋もの-川里かぶの煮浸し
(かぶの葉が均一の長さに切れていなくて食べにくかったです。)
肉-短角牛肉の炭火焼き
(もうお味は言う事はない、本当においしいお肉です。友もこの牛肉の味は気に入ったみたい。でも、お皿にお肉だけではなく、飾りがほしいところ。)
朝取れサラダ
(サラダは塩とオイルがかかっているのみですが、金胡麻の香りが効いていて友も気に入りました。後日、家でも金胡麻をかけたサラダを作ったところ、夫も胡麻が効いていておいしいとのこと。)
ご飯、味噌汁、漬物
(ご飯は、大地ご自慢の稲田コシヒカリですが、量が足りなかった。)
水菓子-柿とぶどう
(甲州ぶどうと小さな小さな平種無柿。こんなに小さな柿は、家には宅配されたことはない。甲州ぶどうではなく、ロザリオビアンコなら良かったのに。)

というわけで、友に大地の食品のおいしさをアピールしちゃおうという魂胆は、あまり伝わりませんでした。
ほんと、残念。

2007年12月03日

方剤の1日分?

漢方薬<br />
漢方倉庫<br />
黒龍江中医薬大学の薬局で写した写真です。
セルロイドに処方された薬の量が、半端な量ではありません。
これ、多分セルロイド1枚分が、1日分の煎じ薬です。

漢方薬の本場とはいえ、これだけの量を煎じたら、ずい分濃いものができるんじゃないかな。
処方箋を見ながら、シュッシュッシュッと中薬を加えていく手つきに見とれていたら、いつの間にかこの量に。
日本なら一人ずつ各人に応じた処方を出す自費診療だったら、1日分が700〜800円ぐらいになるのに、本場中国なら格段に安い。
おそらく、1/4ぐらいじゃないでしょうか。

この処方箋は、内科だけではなく、推拿科や鍼灸科でも処方されます。
総合治療の方が効果があるといわれていますが、鍼の料金、推拿の料金、方剤の料金と、それぞれプラスされていく方式なので、医師も病院の経営を考えて、プラスしていく傾向があるかもしれません。
患者の方からしても、いろいろやってもらえた方が効いている気がしてくるので、需給バランスがとれているといえるかもしれません。