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2010年09月29日

素材が良いと美味しい

ミルクブレッドホームベーカリーでミルクブレッドを焼きました。
私はハードタイプのパンが好きなので、最初はベーカーズパーセント(粉に対する割合)50%のミルクで焼いてみましたが、膨らみがよくないし硬すぎました。

それで60%で焼いたところ、ミルクの風味のする甘味の感じるサクサクとしたパンができました。
酵母以外は、大地を守る会の素材を使っています。

強力粉(美瑛産) 300g
ノンホモ瓶牛乳 180g(60%)
洗双糖 9g(3%)
塩 3g(1%)
ホシノ丹沢酵母 18g(6%)

バターや卵を使ったリッチ系より、パンドゥミータイプ(フランスパンの生地の食パン)が好きなのと、地粉(グルテンは多くない)の方が国内を輸送する燃料だけで済むからエコだし、フードマイレージに貢献できます。
それに、地粉と天然酵母のパンの方がイーストと輸入小麦粉のパンよりむずかしいといわれているので、より作り甲斐があります。

イーストのパンはおいしそうな匂いがしないし、普通のホシノ酵母のパンもそれほど香りはよくありません。
丹沢酵母は香りが良いし、生クリームが浮くノンホモ牛乳はその自然なところが好きです。

それにしても象印のホームベーカリーは焼き上がった後、なぜ保温なんてことをするのでしょう。
水分が飛んでパンが美味しくなくなる、と思うのです。
通常、オーブンでパンが焼き上がったら、即出して熱気を抜くはずですよね。


2010年09月26日

布団干しと傘干し

骨盤骨折して以来、2年半ぶりでテニスをしています。
エアロビクスやヨーガに復帰するのは比較的早かったのですが、テニスは相手の打ったボール次第でボールの弾む場所に走っていかなければなりません。

ヨーガやエアロビクスは自分の調子次第でスローダウンできますが、テニスはそうはいかないし、炎天下でやるなんて、冷房のきいたスタジオでするスポーツに比べると、なんてハードなんでしょう。
というわけで、なかなか重い腰があがらなかったのです。

しかし、始めてみると、やればできるじゃない、とだんだん思えるようになってきました。
けれど、太陽のエネルギーって非常に熱くてすごいです。
日焼け止めを塗っていても、日に焼けるのはあっと言う間。

紫外線は殺菌効果もあるけれど、人間でも衣類でも老化させる力は半端じゃありません。
だから、布団干しのときは夏と冬では、夏の方が短い時間で済むようです。

うちは羊毛布団なので、陰干しして風にあてます。
ウールの衣類も陰干しですからね。
同じく、傘も陰干しです。

世間さまでは、いまだに布団をバンバン叩く方もいるし、傘も日なたにわざわざ干す方もいらっしゃいます。
なぜなんでしょう?

叩く器具を、布団たたきといって売っていることに関係あるのでしょうね。
叩くとほこりではなく綿の繊維が出てくるらしいし、傘も日なたに干したら褪色しやすいと思うんですけどねえ。

2010年09月22日

眼の運動(眼筋をきたえる)

最近、とみに左目がボヤケたりしています。
年齢的なものがあるとは思いますが、運転免許証の更新も間近。
視力も回復させたいし。
ということで、眼の運動を毎日やることにしました。
知識はあっても、それを実践する必要に迫られないとやらない、人間て難儀な動物です。

眼の周りには、眼球を動かす筋肉があります。
上に動かす上直筋、下に動かす下直筋、内側に動かす内側直筋、外側に動かす外側直筋、斜め上に動かす上斜筋、斜め下に動かす下斜筋(上下斜筋は眼を回転させることができます)、そして眼の水晶体のレンズ部分の厚みを調節できる毛様体筋です。

それらの筋肉を鍛えることで、視力をアップしよう、健康な眼を取り戻そうというのが目的のエクササイズで、大いに参考にしているのは、『ヨーガ本質と実践』です。

5回ずつ行いますが、首を動かさずに眼球だけを大きく動かしてね。

上・下を見る→左・右を見る→右斜め上・左斜め下を見る→左斜め上・右斜め下を見る→時計周りに回転・反時計周りに回転させる→30cmぐらいのところに指を置き焦点を合わせる・遠くの一点に焦点を合わせる

これをやっていると途中で眼の筋肉が痛くなります。
自由自在とはなかなかいきません。
5分くらいで終わりますが、その後は手のひらが温かくなるくらいこすり合わせ、その手のひらをちょっと窪ませて眼に当てます(Palming)。

ヨーガは緊張を手がかりにリラックス(弛緩)を味わうもの、弛緩することで眼の運動の効果が浸透するのでパーミングは必ずやってね。

<参考>ヨーガの本(英語と翻訳と)

さらなる詳細をお知りになりたい方は、下記の本をご覧くださいませ。

2010年09月19日

手作り石けんで猫を洗う

洗った猫うちの猫は、洗われるのは嫌いです。
一般的に猫は水に濡れるのが嫌いだと思いますが、うちの猫もしかり。

猫の胴腹を両手でがっしりつかみ、四つ足でひっかかれたりしないよう、猫が察してじたばたするのにもめげず、サッと風呂場に直行。

ニャー!ニャー!ニャー!ニャー!騒ぐのをおかまいなしに、ぬるめのシャワーをかけ、手作りせっけん(今回はラム酒入り柚子石けん)を人間の髪の毛にクルクルするように、猫の毛の上にクルクルクルクル。
モクモク泡立った後、ささっとシャワーで洗い流します。

うん、やっぱり手作り石けんはすっごく泡切れが良い!
ぬるぬる感が残らないし、洗い心地はとてもさっぱり。
ペット用の乾きが早いタオルで猫の被毛を拭き取った後、ざっとドライヤーをかけます。
それこそ半乾きどころかちょっと乾く程度。
だって、おとなしくドライヤーにあたってくれないのですもん。

基本的には猫を洗う習慣はありませんが、1年にいっぺんぐらい、それも被毛の乾きやすい夏なら、洗い上がった後のふかふかサラサラを期待して洗いたくなります。
なにしろ手作り石けんで洗えば、地肌もすっきりしますから皮膚にも良いし、猫が舐めても問題なし。

洗った後の猫は、無臭で期待どおりです。
頭は洗わなかったのでほんのちょっぴり匂いがするような。


2010年09月14日

手作りにパラベン?

妹と話をしていて、手作りのへちま水の話題になりました。

夏はヘチマの季節。
妹は丹沢に比較的近い場所で暮らしていますが、友人がへちま水を作ったとか。
そのへちま水の講習会では、持たせるためにパラベンを添加するべき、と言ったそうです。

えっ、手作りするのにパラベンを入れるの?!

パラベンの安全性については、いろいろ論議されており、
メーカーサイドでは、他の防腐剤を使うのなら長年使われていたのだから、パラベンの方が問題ない。
消費者サイドでは、化学物質で安全性を疑問視されているものには手を出さない方がよい。

それぞれの思惑を背負って、意見を発信しているようです。

化粧品は、未開封の状態で3年間は腐ったりしてはいかん、という規則があるようです。
だから、保存料が必要なのですね。
特に、水分が多いものほど腐りやすいので、化粧水で保存料が入っていなかったら冷蔵庫で保存する必要がありますし、食品にならって早く消費するべきです。

でも、手作りするものにそんな規則はありません。
せっかく作ったものだから、できるだけ持たせたい−−−そんな願いはあるでしょうが、

手作りするってことは、市販品には望めないフレッシュさにあると、私は考えます。

無水エタノールと水で抽出した化粧水は、真夏の車の中に2〜3時間入れっぱなしにしても(毎週やってる。テニスで駐車場に置いていると必然的にそうなります。)、2週間はゆうに持ってくれます。
せいぜい、2週間ぐらい(ひょっとしたら1か月)で消費できる量をこまめに作っていれば、問題はないのではないでしょうか。


2010年09月12日

排気とエンジンの関係?

50ccバイクを何年も使っています。
自分で最初に買ったメットインタクトは、駅前の駐輪場に止めていたときに盗まれ警察に発見されたときには、大事な部分をごっそり抜かれて骨状態でした。
その後、買ったバイクは1年間の盗難保険が切れて1か月後に自宅マンションの駐輪場から盗まれてしまいました。

2度も続けて盗まれ、さすがに頭に来たので、次は中古の白いバイクにしました(黒の方が盗まれやすいみたい)。
ところが、白の前の持ち主はあまりバイクに乗らなかったらしく(乗り物は使わないでいると調子が悪くなる)、右折しようとしたときにエンジンが停止したりして不調(交差点でエンジンが止まるとドッキリします)、やっぱり中古のバイクじゃ、どんな乗り方をしていたかはわからない、外見が良くてもエンジンが調子悪いのでは乗り物として不合格きわまりありません。

それで、再度メットインタクトに買い換えました。
これは、駅前の駐輪場で左のサイドミラーを壊されたりシートを切られたりはしましたが、無事ずっと乗っています。
たぶん10年、いやそれ以上立っているかもしれません。

そのバイクが走っている途中で、止まってしまいました。
もう、家にほとんど着いていましたが、翌日エンジンがかからなければ使用できないので、何度もエンジンをかけようと試みました。

全くかからないエンジンを何とかするべく、仕方がないので暑い午後だというのに、バイク屋まで押していきました。
結局、スパークプラグを交換したらエンジンは始動したのですが、マフラーの排気に問題あり。

マフラーを交換(1万5千円)すると、マフラーがよくなった分、今度はエンジンに負荷がかかるかもしれない、でもそうなると新車を買った方がいいかもしれません。
ですって。

バイク屋さんて、新しいものをどんどん勧める人も多い中、この担当者は今まで何回も修理をお願いしていますが、なかなか控えめな方。
それに古ーいバイクだということは、自分がよーくわかっています。

対症療法ではなく、全体的にものを見て意見を言ってくれるバイク屋さんに、今すぐ買い換えなくとも買うときはここで買いますよ、と考えました。

人間の場合、通常は呼気より吸気の方が強く、息を吐けば自然と空気は肺に入ってきますし、食べて栄養を摂取するより排泄する方が重要なことも多く、食欲がないときは逆にしっかり排泄すると自然に食欲が戻ってくることもあります。

バイクと人間の営み、何だか似ているなあ、と思ったできごとでした。


2010年09月08日

デュラムセモリナ粉って?

デュラムセモリナイタリアでは、デュラム種の小麦を粗挽きしたデュラムセモリナ粉で作ったものしか乾燥パスタと呼ばないと、法律で決められているとか。
だからというわけではなく、シコシコ弾力があるからという理由で、パスタはデュラムセモリナで作ったものが好きです。
乾燥地帯で栽培される品種で多湿の日本では育たない、ということですので、地粉を使ったパスタは、私にはイマイチなのです。

クオカで、イタリア産のデュラムセモリナを試しに買ってみました。
ホームベーカリーでパスタにしてみると、生地の状態からなんと弾力のあること!!
うまく薄く伸ばすことはできませんでしたので、茹で上がったパスタは太めの讃岐うどんのようです。

練り上がった生地は冷蔵庫に30分ほどねかせただけなのに、なんというコシでしょう!
シコシコ、モチモチ、これはやみつきになりそうな食感です。
恐るべし、デュラムセモリナの威力。
讃岐うどんの方が柔らかめに感じるのは、小麦粉の素材の違いなのでしょう。

タンパク質を多く含み、でんぷん粒とでんぷん粒をがっちりとつなげている硬い粒を硬質小麦というらしいですが、デュラム種はガラス質と呼ばれる半透明の硬い胚乳を持っているということで、パン用の強力粉とは異なるようです。
その後、ピザにも使ってみましたが、しょっちゅうピザを食べている夫の評価は、
「生地はおいしいけど、もっと薄く伸ばして」

水分を吸い込む粉なので、薄く伸ばしたクリスピータイプにするには、
1.水を多くする 2.酵母を少なくする 3.薄力粉を混ぜる 4.オリーブ油を混ぜる
等、いろいろ改良の余地がありそうです。

手ごねだとを簡単に作る気にはなれませんが、ホームペーカリーだと機械まかせで勝手に練ってくれるので、自分好みのピザ生地を試せそうです。

[注意]
クオカでデュラムセモリナで検索したときにマリーノ社の小麦が2種類ヒットしました。
私が買ったのは石臼挽き00番で、00番とはイタリアの小麦の挽き方で、ふすまなどの含有量が少なく精製度が高いため滑らかでコシのあるきめ細やかな生地をつくることができ、ピザやパスタに最適、とあります。
どおりで、粉の色が白っぽいはずでした(デュラムセモリナは黄色いはず)。
この粉でさえ、メチャクチャ弾力があったのです。
デュラムセモリナはいかに?(早速、再度注文しました)

2010年09月05日

かぼすの種の化粧水

かぼすの種黄色い皮の柚子の季節は、柚子の種を使って化粧水を作っていました。
その種もなくなり、市販品を買おうかと迷っていました。

手作りの柑橘の化粧水なんて、保存がきかないと最初は考えていたのですが、瓶に入れた種に無水エタノールをひたひたにし、翌日水を加えたものは、こまめに作っていれば保存料を入れずとも2週間程度は持ちます。
それに、市販品の値段と比較して、手作りが使い心地が悪いとも思えないんです。

要は、弱酸性の化粧水になればいい訳で、通常なら捨ててしまう種から意外と良いものが作れる、そのプロセスが気に入っているのです。

柚子の季節が終わっても、そうだレモンなら1年中あるから種も手に入る、と大地を守る会のカタログを見ていたら、すだちやかぼす、青柚子の季節ではありませんか。
小さいわりに、すだちやかぼすだったら、わんさか種が手に入ります。

夏のこの暑い季節、自然は人間に必要なクエン酸を摂るべく、ちゃあんと柑橘を用意していてくれたんですね。

冷え性の私には夏は冷房の場所が多くて、温まる、否、暑い場所が少なかったので喉の渇きを癒さなければならない状況があまりなかったのでした。
今年の夏は夜になっても30度以上の日が何週間も続いていますから、必然的に酸っぱいものに手が伸びます。

今まで、かぼすの種をじっくり眺めるなんてことはなかったのですが、薄緑色できれいな種です。
果汁は絞って、一部分は鰹のたたき風に、残りは鴉山椒のはちみつに加えておきました。
このかぼすハニーをスパークリングウォーターで割ると、美味しい!!

自然がくれた贈り物に脱帽!です。


2010年09月01日

ウィンドチャイムと風鈴

ウインドチャイムうちにはウィンドチャイムがあります。
居間のドアにつけていたのですが、扉を開け閉めするたびにその音が鼻につくようになり、現在は玄関のドアにつけています。
玄関のドアにつけたウィンドチャイム(グレゴリアン)は、ほとんど鳴らないのでその存在を忘れかけていました。

夏は、風鈴やしのぶが恋しい季節です。
うちのご近所さんの家でも、風鈴をつけているみたい。
その風鈴はガラスではなく金属でできているようで、托鉢のチーンという音のようです。
抹香臭い音、いや失礼...
風が吹くたび、チーン、チーン、チーンという音。

日本式涼しさを演出する音は、わびさびにつながるような、短調のような、暗い響き。
西洋のウィンドチャイムは音階があり、楽しくなるような、人の感情に良い音だと訴えかけてくるような音が多いと思います。

以前、モニュメントバレーで、お土産として買ってきたココペリ(幸運が倍になるというインディアンの神様)のウィンドチャイムを母は玄関ドアにつけていますが、来客があるたびそれは美しい音を奏で、
「とても良い音ですね。どこで買ったんですか?」
と、気に入る人も多いとか。

良い『気』を出すものと、暗い気分にさせるもの、この差は大きいと思いませんか。

<参考>ココペリ