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2010年11月29日

ソープフィニッシュ(石けん仕上げ)

北欧などでは、白木の家具の持つ風合いを出すためにオイルで仕上げるのではなく、石けんで仕上げるとか。
最初は、石けんそのもので木をこするのかと思いましたが、どうやら石けん液で拭いてからサンドペーパーでこする、というのを何回かやるみたいです。

それって、要するに石けんで雑巾がけするのと同じことですよね。
だいぶくたびれている我が家のフローリングですが、石けんで雑巾がけをすると、
さっぱり、きれいになって、さらさらと白くなります。
後で水拭きする、ということを私はやりません。

太陽油脂さんが出されているハンドクリームや日焼け止めクリーム、エモリエントクリームなどは、水分と油脂を馴染ませるための乳化剤として石けんが使われています。
石けんが肌に残っていると良くないという話を聞いたことがあるので、それを市販している大地を守る会に問い合わせてみました(大地の場合は即レスしてくれるので)。

微量だと肌の弱酸性と中和して問題はない、という回答でした。
だから、石けん液で雑巾駆けした床を素足で歩いても問題ないかと。。。

木の風合いを保つためのケアオイルが出ていますが、レモンのエッセンシャルオイルが入っているものもあるようです。
1パーセントも入っていないようなので問題はないかと思いますが、柑橘類の精油は苛性を起こす可能性があるので、手作りするときは気をつけてくださいね。
油分を残して作った石けん(鹸化率を100にしない)を使うと、床はさっぱりするし、ほんのちょっぴり艶が出て掃除のし甲斐があります。


2010年11月22日

お掃除ロボット『ルンバ』

母は、テレビで良さそうなものを宣伝していると欲しくなります。
『ルンバ』も、その一つ。

「良さそうだから欲しいのよね」といいつつ、ヨドバシカメラでしっかりウォッチしていた母ですが、私とヒーターを買いに行ったとき、
「ついでに買っちゃおうかな」と値段交渉です。
初めに聞いたときより安くなっていなかったので、どうしようか、と私に意見を求めてきました。

やめた方がいいんじゃないの、と言った手前、ネットで安値のところを探すはめに。。。
口コミは、
○狭い日本家屋には不向きで、贅沢品だった
○猫の嘔吐物を吸い込んで水分不可のダストボックスが壊れ、修理するはめに
○床に物を置かなくなった
など、など。

普通の掃除機と比較すると、勝手にお掃除してくれる分、値段も高いし明らかに私には贅沢品。

でも母なりの思惑があり、2008年の1月に圧迫骨折して以来ひっこんでいるはずの腰椎が外側に出っ張ったままくっついてしまったため、腰を曲げる動作をするとたちまち腰痛が起きてしまうらしいのです。
そのため、掃除機を使う作業が億劫になり、重たい掃除機を1階や2階に移動するのも大変みたい。
だから、お掃除ロボットが自分の代わりに活躍してくれる、と考えた訳。

最初はスタンダードタイプの自動充電機能があるタイプを購入しようとしていたようですが、いつも家にいるのなら充電を人間がすればいいことだし、コンピューター制御の部分が多くなれば故障も多いかも、ということでベーシックタイプを購入した母の使った感想は、
「なかなか良いよ。敷居の段差もものともせず、階段も落っこちずに隣の部屋に行って掃除してくれた。私はその間洗濯物を干してたよ。そっち(私の家)に持ってって使ってみたら?」

まあ、母が気に入ったのなら良かった。
必要だったことだしね。

『ルンバ』は円盤状でまあるいので、隅の掃除は当然苦手ですが、
「雑なお手伝いさんを雇ったみたいで良かったじゃない』
と、私は母に言っています。

アイロボット社は、マサチューセッツ工科大で最先端の人口知能を開発していた方々が創設した会社で、人間の代わりに爆弾処理や地雷除去をするロボットが開発されています。
アイロボット社の願いは、人々を『退屈・不衛生・危険』な作業から開放したい、なんだそうです。

<参考> i Robot

2010年11月19日

ローズヒップ2石けん

ローズヒップソープ2ローズヒップオイルを使った石けんです。
スイートアーモンドとヘーゼルナッツのオイルも入れて、つるつるを期待します。
バラのリキュールがなかったので、ライチ酒を代用しています。

ヘーゼルナッツ油 10%
スイートアーモンド油 10%
ローズヒップ油 10%
EXVオリーブ油 42%
パーム油 10%
ココナッツ油 18%
ライチ酒
ローズマリーオイルエクストラクト
鹸化率95%

<参考>ローズヒップ20の石けん
ローズヒップオイルの石けん

2010年11月17日

内蔵の引き上げ

体は魂の寺院ですから、そういうものとして大切に扱わねばなりません。体の健康は突き詰めれば生きた細胞の健康いかんにかかっています。
これは、『ヨーガ本質と実践』に記載されていることばです。

魂の寺院---良いことばですね。
肉体も、物も、正しいケアをすれば長持ちする、と私は常々思っています。

人さまに推拿(すいな)していて、自分の健康はとヨーガで調整するように心がけています。
ヨーガは、一人でする指圧のようなもの。

内蔵の引き上げは知ってはいるだけで実践していませんでしたが、先日ヨーガの先生から
「この季節は食べ過ぎたりすることもあるでしょうから、内蔵の引き上げ(ウディヤナバンダ)を今日はやります。」
といわれました。
内蔵が下がっていては働くものも働かない、正常な位置にいてこその器官ですから納得です。

肩幅くらいに足を広げて立ち、両手を腿にあて、息を吸って深く吐きだしたら横隔膜を引き上げてお腹を引っ込ませる。

先生は、深くお腹がえぐれて穴があいたようになりますが私は肉がじゃましてできません。
でも、「正しくできていれば、鎖骨に窪みが出るので、できていますよ」、とのこと。
内臓はいったいどこに行っちゃったの?くらい引っ込むには、いつになることやら。

空腹のときにしてくださいね、というご注意つきだったので、長続きさせるための『なんちゃってヨーガ』のためには食事前に気が向いたときにするようにしよう、これってぽっこりお腹もひっこむはず、と密かに考えたのでした。
ヨーガの行者に出っ張ったお腹の人はいない、ですものね。

息を止めたままポンピングするアグニ・サラは、さらに消化に効くようです。
呼吸で内蔵をマッサージする---ヨーガの真骨頂ではないでしょうか。

<参考>眼の運動(眼筋をきたえる)

2010年11月15日

レッドキウイ

レッドキウイレッドキウイ2大地を守る会のベジタ(野菜セット)をとっていると、変わった野菜や果物が入っていることがありますが、このレッドキウイもその一つです。

外見はうぶ毛が少なく、純粋な緑でもなくちょっと変わった色。
カットするとよくわかりますが、中心が赤くなっています。

お味は、一口食べると「あまーい!」
二口食べると、「?、酸っぱくなーい」

糖度がかなりあると説明されているとおり、通常のものよりずっと甘いのですがキウイは酸っぱいものと思っている人にとっては、酸っぱくないからイマイチです。

消費者が甘いものを好むおかげで、日本の果物はかなり甘いものが多い。
でも、私は甘酸っぱい方が好き。
甘いばっかりの果物は、美味しいとは思いません。
だから、りんごもフジはそれほど好きではなく、紅玉が親のジョナゴールドの方が好きなんです。

2010年11月12日

うるさい鍋

私は、手持ちの鍋はそう多くありません。
圧力鍋や土鍋、北京鍋などを入れてもせいぜい1ダース程度の数しかありません。
そのなかで、なぜかビタクラフトは大小合わせて4個もあります。

現在では使い勝手が良さそうな鍋がいろいろありますが、昔はそう多くはありませんでしたし、ステンレスの鍋は毎日使ってゴシゴシ洗ってもヘピーユースに耐えられて長持ちするから、という理由で増えたような気がします。

しかーし、小さい片手のビタクラフトは加熱して火を止めた後、プシュプシュ・シュワー・プチンプチンと、うるさい。
中の蒸気を逃して蓋を開ければ静まるけれど、再び冷めるまでプシューッと言い出したり。
大きいビタクラフトはうるさくなく、小さい鍋だけ蓋の重みが不足していて中の圧力に耐えきれないのかな、と思います。

小さい鍋で煮物をしていて火加減が強すぎると、カチャカチャ蓋が開いたり閉じたりさらにうるさい音をたてます。
ル・クルーゼは蓋も本体も重いので、シューッと蒸気が出ることはあっても蓋がガチャガチャいうことはありません。
でも、この重さがネックで母には買わない方が良いと言ってあります。
気合を入れて持ち上げないと、手首を捻挫しそうな重さですから。
それに湿度の高い日本向けに、縁に日本仕様のコーティングをしてあると聞いたので、洗ったあとは即拭いてしまうようにしているので、気軽に使うのはちとためらわれます。

あ〜あ、すべてを兼ね備えたオールマイティな鍋ってないんでしょうか?

2010年11月10日

焼きりんご

焼きりんご大地を守る会では、定期的に野菜をセットにしたベジタ(畑におまかせ)や、さらに旬でいっぱい取れた野菜を『豊作君』、旬でいっぱいとれた果物を『みのりちゃん』といっています。
私は、もともと果物好きというわけではないのであまり果物を注文しませんが、みのりちゃんは余剰果物ということで普通にカタログから注文するよりもお安いので登録しています。

しかし、豊作君にしろみのりちゃんにしろ、自分好みのものが来るとはいえません。
何が来るかわからない、まあそれを楽しめる人が登録できるのかもしれません。

最近のりんごの流行りは、ずーっとフジ。
確かに生食するには甘くて美味しいのですけど、調理に使うには絶対酸っぱいほうが美味しい。
だから、紅玉を珍しく注文しました。

大地の紅玉は、市場に出回っているものよりかなり甘い。
だから、生食してもイケますし、調理しても紅玉だからレモンで酸味を足す必要はありません。

この焼きりんごはいささか加熱しすぎました。
外にこぼれた砂糖が熱でカラメルになり、りんごの中のソースもキャラメルソースのよう。
しかーし、懐かしい味がするではありませんか。
一昔前のおやつといったら、リンゴの季節は焼きリンゴが定番だったと思いませんか。


2010年11月07日

ブーメランクッション

ブーメランクッションこのブーメランクッションは、医療用に開発されたデンマークのメーカーのものです。
姿勢保持、足乗せ、抱きマクラなど、用途は結構幅が広いのです。
私には書斎はありませんので(主婦で書斎をお持ちの方は少ないのでは)、食卓テーブルでいろいろなことをすることになりますが、食卓椅子は背骨をまっすぐ保つには不向きです。
そこで、このブーメランクッションが良さげに見えたのです。

使っている椅子の幅がそれほどないこともあり、ブーメランの角度が鋭角になってクッションにポリュームがですぎます。
まあ、背骨が丸くならないことを考えたら、良しとしましょう。

もともとは床ずれ防止クッションらしく、ラーセン社の丸洗いできる布団を最初に購入したのがこのクッションを買おうと思ったきっかけです。
布団の方は、2枚をホックで止めて使えば冬用に、1枚で使えば春秋用で、3シーズン使え洗濯機で洗えるという優れもので、喘息やアレルギーの方に良いということでした。

クッションの方も丸洗いできるらしいですが、よほど汚れない限り本体のクッション部分を洗う必要はないでしょう。

使ってみてどうかというと-----姿勢保持のために仕入れた目的は果たしていますよ。
いろいろな目的のために使用できるこのクッションを、最大限に利用しているとはいいがたいですが。

2010年11月02日

合挽シウマイ

合挽シウマイいつも豚挽肉を注文しているので、合挽だと気づかずにシウマイの皮を買ってきてしまいました。
いざ、作ろうという段になって合挽に気づいたものの、すっかり作ろうモードになってしまっているので、合挽もアリと作ってみました。

崎陽軒でバイトしていたことがある母に言わせると、
「シウマイは豚肉のほうが美味しいの。合挽だと美味しくないでしょ。」
ということになるのですが、案外イケましたよ。
豚肉よりコクがあるような気がします。

そうです。短角牛と黒豚をあわせているのですから、美味しくないはずがありません。
が、豚肉のほうがさっぱりしてシウマイらしいのは確か。

わざわざ合挽を使うまでもないか、といったところ。
もったいないですものね。

近頃のマイシウマイは、乾燥貝柱を入れるのではなく、茹でた帆立を入れるのがお気に入りです。
ベビー帆立てを四つ割りぐらいにして、干し椎茸が入ると味が出る〜
干した貝柱は高価なのでケチッて入れるとあまり味に貢献しません。
それより、ゴロッと入れたゆで帆立てのほうが、食べたときに存在感があります。