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2010年07月28日

もろみ石けん

もろみ石けん味噌作りをするとできる水分、もろみを妹からもらいました。

彼女は旨味を足すつもりでだしに入れたりもしているそうですが、味噌作りからの副産物なら、大豆・塩ですので石けんに入れたら良さそうです。

すっきり、綺麗なベージュの石けんになりました。

米油20%、EXVオリーブ油47%
カカオバター5%
パーム油10%、ココナッツ油18%
もろみ
鹸化率95%

[使用感]
普通に使い勝手の良い石けんです。
色がベージュで上品な感じだし、なかなか良いと思います。
しかし、わざわざ『もろみ』を入れる価値があるのかどうか?
体につけるより、摂取した方が良いような。。。

2010年07月26日

ライチ石けん

ライチ蜂蜜ライチ酒ライチ石けんライチの花のハチミツと、ライチの香りのするリキュールを使った石けんです。

蜂蜜は黒龍江の研修旅行に行ったときに、北京の同仁堂で購入したもの。
ライチ酒は、永昌源のもので地元のスーパーで買いました。

ヘーゼルナッツ油10%
EXVオリーブ油57%
シアバター5%
パーム油5%
ココナッツ油18%
ライチ蜂蜜、ライチ酒
ローズマリーオイルエクストラクト
鹸化率95%

<参考記事>薬蜜16

[使用感]
何となく油っぽいし柔らかいのは、ライチ酒のせいでしょうか?
苛性ソーダに反応しない油分が多く残っているような感じです。
髪は洗った甲斐がなく、サラフワにならずにリーゼントのようになってしまいました。

私にとっては、髪にもオーケーの石けんが一番ランクが高く、手洗い用にしかならない石けんは格下です。
しかし、乾燥する季節になると、汚れを洗い流してもしっとりさが残る石けんは手洗い用には断然良いから、格下とも言えないような気がしてきました。
台所作業をしているときは頻繁に手を洗いますが、何度洗っても油分が手に多少残る石けんは、通常のカサカサになる石鹸より気軽に使えて嬉しい、と思うようになりました。
拭き掃除のときも埃で手が荒れますが、ヒビ・アカギレの薬として市販されているグリセリンをたっぷり含んだ石けんを使って掃除するのは、苦になりません。

2010年07月23日

大地を守る会とらでぃっしゅぼーや

私は生まれたときからアレルギー体質(ペニシリンショック)でした。
当時はアレルギーということば自体が非常に珍しく、「エネルギーなら知ってるけどアレルギーってなあに?」なんて返答を何回ももらいましたっけ。。。

今となっては、アレルギーを起こす人が多くなりアトピーということばも知らない人がいないくらい。
表面に見える状態の方がすぐわかりますが、アレルギーの度合いとしては、内面深く目に見えない部分の方がアレルギー度は高い、といっても皮膚が痒くて眠れなくなっちゃうくらいだと休養が取れなくて日常生活に差し障りが出ます。

私の場合はアトピーではありませんが、大人になってから喘息になってしまいました。
そのとき以来、基本的には玄米菜食にしています(猫を飼うようになってからは肉・魚も食べるので、あくまで基本的)。

らでぃっしゅぼーやの会員を7年、大地を守る会の会員は10年やっています。
その経験から、双方を比べてみたいと思います。
らでぃっしゅぼーやの情報は、7年前の情報なので現在は異なる部分があるかもしれませんが、私の経験ということでお読みくださいませ。

らでぃっしゅぼーやを止めた理由は、配送でもめたことがきっかけです。
実は、妹が入っている『手をつなぐ会』というのと、『大地を守る会』を間違えて入会しました。
当時は、らでぃっしゅの野菜は大地から提供されているということでしたし、らでぃっしゅのカラフルでツルツルした髪の注文カタログに比べると、大地は新聞のような白黒のカタログでしたが、入会金はなく預託金でしたし会費も安いなあと感じた記憶があります。

らでぃっしゅで玄米を注文するときは、その号では1種類ぐらいしかありませんでしたが、大地の場合は何種類もの中から選ぶことができました。
低農薬、無農薬により栽培が難しくなればなるほど価格は高くなりますが、主食であるお米を選べるほど種類がある、これが私には嬉しいことでした。
らでぃっしゅの入会金はあくまで入会金で、大地の入会金は預託金で退会時に戻ってくる、というもの良心的に思えました。

両方とも野菜のセットを常に頼んでいましたが、らでぃっしゅの『パレット』は玉葱やジャガイモがセットに入ってくることがありますが、大地の『ベジタ』では基本的にはそれらが入ることはありません。
たまーに、大地サイドが詰め合わせにする野菜に困るときに入ることはあります。
私にとっては、ジャガイモやタマネギは常備野菜なので自分が量をコントロールしたいのです。
だから、双方とも『畑におまかせ』スタイルとはいえ、らでぃっしゅのセットの方が常備野菜のコントロールができずにストレスになっていました。

大地を守る会は一般より厳しい栽培基準がありますが、生産者と消費者をつなぐ役目をしており、食に関して啓蒙されることが多いのです。
私は、らでぃっしゅの会員だったときは、ちと商業的な印象を受けました(株式上場したら、さらに商業的になるんでしょうね。)。
会員を止めるときは、青汁で有名な会社に親会社が変わるという噂もあり、ついていけないと思ったのでした。

大地を守る会のあまり商業的でないところが、私は好きです。
サポートセンターにメールをすると、すぐ返信が返ってくるのも気に入っていますし、こちらのクレームが妥当と判断されれば返金してくれるのも良心的です。

パワーのある食材は、血となり肉となるときに底力を発揮します。
母は2008年に会員になりましたので今年で3年目。
加齢とともに体のいろいろな部分に不具合が出てくるのは当然ですが、逆に以前より調子が上がっています。
(私が両親に整体をしているのも効いてますね、たぶん)

病気になって病院に行くとお金も時間もかかりますから、予防医学的にはたとえ食材が高くても結局は安く上がるし、精神的にも健やかに暮らせるというのが持論です。

「長生きしたいとは思わないけど、生きている以上は健康に暮らしたいの。」と言ったら、母は、
「誰だってそうよ。」と返しました。

オーガニックの素材は値段だけ見ると高いですが、会員を続けている一番の理由は、
『美味しいから!!!』


2010年07月21日

インドハーブ2石けん

インドハーブ2石けんアムラ、シカカイなどのインドハーブで、石けんを作ったことがあります。
そのときは、点々模様のこんにゃくのような石けんができたのですが、今回はベタな茶色の石けんができました。
オプション成分の配合により、でき上がりは違ったものになりますね。

EXVオリーブ油60%、カカオバター5%
ひまし油10%、パーム油10%
ココナッツ油15%
マカ、ヘナ、アムラ、シカカイ、ハイビスカス、先入れ蜂蜜
鹸化率95%

<参考>インドハーブ石けん(育毛)
ナイアードのヘナのパンフによると
ヘナ:髪にツヤやコシを与え頭皮からケアします。アムラ:髪にツヤを与えます。シカカイ:サポニンを含み頭皮の汚れを落とします。
と、あります。)

[使用感]
何の石けんだったかラベルをろくろく見ないで使用したところ、ツルツルで泡がモクモク出ました。
ん、意外と良いじゃない。。。
他の石けんを合間に使うと、この石けんとの違いがよくわかります。
髪に良いとされるインドハーブは、自分で使ってみてもやっぱり良かった。
しかし、こんなにいろいろな種類を使わないとダメなの?
というわけで、マカ・ヘナ・アムラ・シカカイのみでまた作ってみることにします。

珊瑚カルシウム入りの石けんを青黛入りマルセイユでくるんだ石けんを使った後は、この石けんのツルツル感が際立ち、湿を取る青黛は強力なクレイみたいなものだと再認識しました。


2010年07月16日

奥山さんのサクランボ(大地を守る会のです)

大地を守る会には、ときどきびっくりするような食材がありますが。。。

2008年から母も大地の会員で、母が奥山さんのサクランボを注文しました。
私は母ほどフルーツ好きではないので、高価なサクランボを注文したことはありませんでした。
去年は様子見だった母も、今年はついに奥山さんのサクランボを2回も注文しちゃったとか。

その2回めのサクランボを味見することができました。
母曰く、「他のと全然違う!!」

私も、全神経を舌に集中しつつ味わってみました。
口に入れた瞬間は、
『あら、他のと違って柔らかい。』
ぷちゅっと噛むと、『あ、あまーい!!』
それは、今までのサクランボでは味わったことのない、おどろきの甘さ!!!!
ほんと、ビックリ、です。
見た目は、普通のさくらんぼとあまり変わらないんですけどねえ。

ダークチェリーならいざしらず、日本のサクランボでこんなに甘いなんて。。。
人気が高いのも納得です。
柔らかいのは完熟のおかげですね。
輸送中、グチュグチュになるのを防ぐために、まだ熟さない食品は市場にずいぶんと出回っていますし。
口福ということばが書いてありましたが、人間、美味しいものをいただくと幸せが来ますね〜。

久しぶりにとっても驚きの食品が現れました。
が、フルーツ好きではない私には、やはりお高いので、自分では注文しないかな(人により価値観は異なるので)。
母が買ったら、またおすそ分けをもらおう!、と、思います。


2010年07月14日

インドのカオスは

20数年前インドに行き、一番印象的だったのは、道路が車だけのものではないということを実感したこと。

一番すごかったのは、オールドデリーです。
それは、映画のセットに迷い込んだかのよう。

我々は乗用車に乗ってオールドデリーの中を見学していたのですが、同じ道を裸足の人が歩く、馬車が通る、自転車が通る、ときどき動物もいたような記憶が。。。
混沌としたカオスの世界---いろいろな宗教(ヒンズー教、ジャイナ教、イスラム教、シーク教、ゾロアスター教、キリスト教、仏教などなど)を信じる人々がいて、動物も囲いに入っている訳ではない。
その状態は、天と地の間に人が暮らしているという中国の哲学より、さらに広範囲の感じで、天と地の間に動物が暮らしている、まさしくそんな風です。

20年後に行ったインドは、
オールドデリーで四輪車はあまり見かけなくなり、自転車が減り、代わりに人力車が増えていました。
狭いオールドデリーのこと、場所をとる乗り物(四輪)ではなく、自転車よりエコな人力車(4人乗っているのを見かけました。普通は1人か2人)が幅を効かせているのは当然かもしれません。

オールドデリーは雑踏のイメージはかなりなくなっていましたが、面白かったのはアウランガバードです。
昔ジャイプールに行ったときも、道路に牛やハヌマン(猿)や犬が出てくるし、ラクダも見かけましたが、アウランガバードはイスラムの町ということで、山羊を多く見かけました。
2〜3頭のこともあるけれど、群れが道路の端を歩いていたり、牛が道の真ん中で寝そべっていたり。。。

ドライバーは車やオートバイ、自転車だけに気をつけていればいいのではなく、それらの動物も、もちろん人間も避けなければなりません。
それは、まさしく運転ゲームをしているかのようです。
スピードの調節と右左にハンドルをしょっちゅう切りなおさなければならないし、スピードののろいトラックやオートバイを追い越すために常にセンターラインを超えて運転。
同じように対向車も運転してくるので、正面衝突を避けるべく対向車にも注意を払う。

ハアー。。.。
もともとインドで運転する気はもうとうありませんでしたし、ガイドがいうにはレンタカーは少ないそうですが、プロのドライバーに脱帽です。
もし、私が運転したら、彼らの倍は時間がかかるに違いありません。


2010年07月12日

デリーでアーユルヴェーダ(アビヤンガやシロダーラ)

夏休みでアジャンタ・エローラに行ってきました。
インドは、20数年前にタージ・マハルを見に行ったことがあります。

そのとき、
アグラ(タージ・マハルのある場所)に向かう途中の休憩所で飲んだミルクティーのミルク(マサラティーのミルクではなく、紅茶にほんのちょっぴり入れたミルクです)に当たり、緑便の出るほどのひどい下痢になり、タージ・マハルの門を前にして(後で気づきました)目の前が真っ暗になる貧血を起こしホテルに戻るはめになりました。
同行のツアーメンバーの好意で、翌朝再びタージ・マハルに行ってもいいといってくれたおかげで、無事タージ・マハルは見ることができたのです。

このひどい経験のせいで、もう一度インドに行ってもいいかなと思えるまでに20数年かかったのです。

20数年前にはアーユルヴェーダなんて、デリーにはありませんでしたが、南インドが発祥の地であるアーユルヴェーダもデリーで体験できるということで、ガイドに連れて行ってもらいました。

日本ではエステで紹介されることが多いアーユルヴェーダですが、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダは
インド人にとって漢方薬のようなもの。
男性も、意外とオイルマッサージを受けに来ているようです。

行ったのは、Vedanta Ayurveda です。
ドクターにまず会い、どのコースを受けるかを決めます。
(インド人なら問診表に記入したものに応じてドクターが処方してくれるみたいなのですが、観光客だとドクターはただの接待係みたい。どこか調子が悪いところはないか?、としか聞いてくれませんでした。)

一応、本場のアーユルヴェーダがどんなものか知りたかったので、フルコース(アビヤンガ、フェイスマッサージ、シロダーラ)にしましたが、観光客はこれを選ぶ人が多いみたい。

ガス台に置かれたボールというか鍋の中に、オイル(多分胡麻油)と布にくるまれた薬草のまあるい束を使い、

1.全身のオイルマッサージ
2.ハーブの束を使った全身のマッサージ
3.フェイスマッサージと薬草パック
4.シロダーラ(胡麻油を前額部に細ーく垂らす)

マッサージのテクニックは推拿の方に軍配が上がりますが、体を温めるといわれる胡麻油を使っているのと薬草の束でこするのが効いたのか、シャワー後の体はかなり温まり冷房の車内が寒くなく涼しいと感じるくらいでした。
油は熱すぎるというほどではないけれどかなり熱く、熱によって深部に刺激を与える『お灸』と同じ効果があるのかもしれません。
冷え性にはかなり有効かも。。。
シロダーラのときは、うとうと寝てしまいましたので、リラックスするのは確かです。

本当は、すぐにシャワーを浴びずにオイルや薬草を体に浸透させるほうがより有効らしいのは、アロマトリートメントと似ています。
しかし、オイルまみれで数時間いなければならないのは、かなりきつい、と思いません?

Vedanta Ayurveda のページによると、

アビヤンガ
リラクゼーションとリフレッシュのために、ハーブバンドルズとハーブオイルの助けを借りて行われます。関節炎、脊椎炎、筋ジストロフィー、五十肩に有効です。

シロダーラ(積極的な瞑想)
ヘッドマッサージで前額部へのぬるい薬用液の流れは、精神的ストレスを解消します。不眠症、うつ病、副鼻腔炎、頭痛、アルコール中毒、アルツハイマーの記憶を改善するために有効です。

フェイスケア
ハーブ薬剤のパックとマッサージ。にきび、黒にきびや皺を除き、顔の輝きを高めるのに役立ちます。

スチーム療法
過剰な体脂肪を様々な毒素を除去してチャンネルを開きます。ボディ剛性に有効です。肥満や様々な筋骨格疾患に。

ハーブマッドセラピー
特殊なブレンドのハーブやエッセンシャルオイルを配合した泥は、解毒&スキンケアのために使用されます。

とあります(変な訳ですから、原文で読んでね)。

うーん、奥が深いですね。


2010年07月02日

薬酒(桃紅四物湯)の石けん

薬酒(桃紅四物湯)の石けん薬酒にしろ梅酒にしろ、作ると飲む気がなくなる変な性格の私です。
保存食も作ると、その材料を使ったという実感がするので、食べるのを忘れてしまいます。
ですから、大地を守る会のベジタ(野菜のおまかせセット)の使い方として、葉物野菜は茹でておくと使いやすい、なんていう理屈は、私には通りません。

この薬酒も然り。
本当は3種類の薬酒があって、普通作ったらラベルを貼ると思いますが、自分の頭に記憶していただけだったので、とうとうわからなくなりました。
楊貴美酒も作ったんですが。。。

たぶん、これはカウンターの上にあったので、桃紅四物湯だと思います。
夫用に活血化瘀薬として作ったので、合っているはず。

材料をお酒の形にして石けんにするか材料を使うかというと、卵酒とその材料を石けんにしたときのようです。
ウニクム石けんと比べたかったので、これもシンプルにマルセイユの配合で。

EXVパージンオリーブ油72%
パーム油10%、ココナッツ油18%
鹸化率95%