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2009年12月28日

パールフェイシャルバー

パールフェイシャルバー総油脂量500gなら、10%の真珠粉を入れても50g。
そのくらいなら、まだたくさんあるし、というわけで、
再び、真珠の石けんを作りました。

ボディ、顔、髪とオールマイティの石けんを目指していますが、真珠入りの石けんだけはさすがにもったいないのと、収斂作用が大きいので、顔用に限定しています。
作ったときは、アーモンドオイル配合の石けんがお気に入りだったのと、真珠が入ると石けんが硬ーくなるので、比較的柔らかめの配合にしています。

しかし、ホホバ10%は必要なかったかも。
前田京子さんのいうとおり、8%限度で使っていてもホホバの効果を感じられたかもしれません。

他に10%ホホバオイルを使った石けんがあるのですが、そちらの使用感はそれほどよくはなかったからなのですが。

スイートアーモンド油30%、オリーブ油30%
ホホバ油10%、ココナッツ油15%
パーム油15%
ローズマリーオイルエキストラクト、真珠粉10%
鹸化率95%

<参考記事>真珠石けんと珊瑚石けん

[使用感]
石けんですからヌルヌルするのは当たり前、でも、顔を洗っているときからヌルヌルとはちょっと違うツルツル感があります。
まさしく、ツルツルということばがぴったりの感触です。

フェイシャルと限定していても、髪を洗って試さないと石けんの良し悪しはよくわからない。
そこで、試すと、顔を洗っているときと同じようなツルツル感が。。。

スイートアーモンド配合の石けんは髪がすとんと落ちて柔らかくなる傾向があるのですが、真珠のおかげか乾かすと、コシやハリもあってボリュームも出ます。
おお!最強の石けん!
と、このときは思いました。

翌日、寝て起きたら、髪は一部分外ハネしていました。
が、ハリがあるので、ブラシで内巻きにするとその状態を保っています。
真珠は石けんに硬さを持たせるけれど、髪にも影響するのね。

でも、髪にはベストとはいえないし、洗顔にとても良い(このツルツル感はとても気持ちが良い)ので、やはりフェイシャル限定にします。

2009年12月25日

カレンデュラハニー石けん

カレンデュラハニー石けんはちみつとカレンデュラの花を入れた石けんです。
はちみつ色でカレンデュラの黄色が入ってます。

色をあまり邪魔しないで、汚れもすっきり落とせるようにホワイトカオリンを入れています。
イエロークレイだと黄土色になるかもしれない、と思ったので。

スイートアーモンド油30%、オリーブ油25%
シアバター5%、カカオバター5%
ココナッツ油15%、パーム油20%
ローズマリーオイルエキストラクト
先入れはちみつ6%、カレンデュラ、カオリン4%
鹸化率95%

[使用感]
はちみつを20%使用した、はちみつグリーンナッツ石けんと勘違いして使っていました。
うーん、はちみつ入れ過ぎたかな、泡が立たないぞ。
髪は泡立てネットの役目をしてくれるので、普通にクルクルすれば泡はモクモクでてくるはずなのに。。。

お風呂から出た後、成分を確認するときに違う石けんだと気がつきました。
バター類10%が重かったのでしょうか?
アーモンド30%で泡なしストレスが来るのなら、オリーブ油より高価なアーモンド油をもっと少なくしてオリープを増やした方が良いかな?

こういうときは、オイルの配合比が使い勝手を決めるという前田さんの意見に賛成です。


2009年12月21日

はちみつグリーンナッツ石けん

はちみつグリーンナッツ石けんはちみつシリーズの石けんで、グリーンナッツオイルを入れました。

はちみつを総油脂量の20%入れたら、どんな石けんになるか、はたしてちゃあんとした石けんになるのか、試しています。
10%のはちみつを先入れしたときは水分がかなり滲み出て来るのと、ある程度鹸化した状態(型入れ時)で投入した方が量が多いときは良いのではないかと考え、トレース時に加えています。

500gバッチで作っているので、はちみつ100gです。
はちみつ好きには、たまりませんね。

グリーンナッツ油20%、オリーブ油30%
マンゴーバター10%、ひまし油5%
パーム油20%、コナッツ油15%
はちみつ20%(後入れ)
鹸化率95%

[使用感]
はちみつ20%も入れたおかげで、超しっとり、なかなか快適な髪の仕上がりです。
10%より20%の方がさらにしっとりします...当たり前?

ときどき髪を触りたくなるくらい良い感じで、髪は重たくなく、柔らかにまとまっています。
グリーンナッツの絹さやのような匂いがときどきしますが、グリーンナッツに多く含まれる不飽和脂肪酸のせいか、石けん自体は軽い使い心地でオリーブ油が多い配合の髪がスタイリングしたような形にはなりません。

しかし、オーガニックの蜂蜜を100gも入れるのは、かな〜りぜいたく!
ま、こんなことができるのも手作りの良さではありますが。

2009年12月18日

レッドクレイキッチンソープ

レッドクレイキッチンソープこの写真は型からはずしてすぐ切ったものです。
ですから、空気に触れていた上部だけに結晶ができています。

クレイと重曹を合わせて総油脂量の10%だとこんな結晶はできないのですが、ジフと同じように研磨部分(主に重曹)を20%にしたらツンツンとおもしろいように結晶化し、乾燥させている間に側面にもできました。

石けんとしての見栄えは非常に悪いのですが、使用してみるとこの研磨部分のおかげで、こすって取る汚れはよく落ちます。
木部についた手垢など、10%に比べるとやはり20%の方がおもしろいように落ちるので、キッチン用に作ってはいても掃除用にも活躍してくれます。

タワシでクルクルこすって泡を立てた状態では、よく汚れ落ちして問題ないのですが、小さくなるともろく壊れ、その固まりが鍋についたままだと、泡を流水で落とすほど簡単には落ちません。
これは、石けんとしての体裁が整っていないということなのでしょう。

だから、研磨部分15%でも作ってみます。

ココナッツ油40%、米油40%
ラード20%
レッドクレイ4%、重曹16%
鹸化率97%

<参考記事>黄色と緑のキッチンソープ

2009年12月16日

柿渋石けん(渋の泡風)

柿タフ柿渋のように消臭目的の石けんは、夏用に作った方がより効果を感じられたと思います。

柿渋を購入したときは夏頃だったので、即作れば良かったのですが、柿渋は封を開けると酸化してゲル化する場合があるというので、一気に使う気になるまでほおっておいたのです。

使用したものは自然色倶楽部の「カキタフ」で無臭です。
総油脂量の8%を使用しても、カキタフ1リットルからしたらほんの少し。
だから、木工品の塗料や入浴剤としても使っています。

EXVオリーブ油50%
ホホバ油5%
未精製カカオバター5%
ひまし油5%
パーム油20%
ココナッツ油15%
緑茶、ウィッチヘーゼル、黄芩(煎じ液と油に抽出)
柿渋8%、シークレイ、黒砂糖(型入れ時に)
鹸化率95%

柿渋の色も濃い茶色ですが、未精製のカカオバターの色がココア色なので、コーヒーのような石けんになりました。
育毛石けんと同じ色です。
石けんを整形するときに切り落とした部分を、洗濯物の部分洗いに使い、洗濯機にほおりこむのですが、白い布にこすると汚れかと見紛う茶色になり、色が染みつかないかと気になります。

[使用感]
残念ながら、髪にはあまり良くありません。
翌日、変に毛先が跳ねてしまいます。

体には、どことなくさっぱり感があります。
加齢臭対策に良いといわれる柿渋ですが、常にスポーツをしていて汗をかくことが多いと、加齢臭対策にもなるのではないかしら?
骨はまだ折れたまんま(骨盤のX線を撮ると愕然とします)ですが、なかなか治らないので、骨がくっつかないのなら筋肉で動かせばいいや、と考え、せっせとスポーツクラブに行っています。
負荷をかけた方が、骨再生にも効果的ですし。
ただ、やりすぎないようにしなければなりません。

要は、老廃物を速やかに外に出せればいいのですよね。

2009年12月14日

ナノイオンドライヤー

ドライヤーこのナノイオンドライヤーは、目が二つあるし鳥のように見えますね。

とっても、ユーモラスな形。
真ん中から温風が吹き、その周りから冷風が吹くので、左右前後に揺らして使用すると、ヒートアップしてきて熱いということがありません。

空中の湿度をミスト状(ナノイオン)にして、髪を乾かしてくれるので、普通のドライヤーにくらべると、髪の毛がしっとりと乾燥する気がします。

実は最初に使用したときが、一番その効果を感じられました。
最近は、それが普通のようになってしまいましたが、休会を解き、スポーツクラブにまた通うようになったら、クラブ備え付けのドライヤーのせいで、ナノイオンドライヤーの良さを再度感じています。

しかし、週に4回もクラブに行くと普通のドライヤーのお世話になることの方が多いのです。
だからといって、持参するのも重いし、うっかりバッグをどさっと置いて故障しても悲しいし。
ま、スポーツの効用を考えると、ドライヤーの効果はうすい、ということで、良しとしますか。

石けんは、シャンプーにオーケーなオールマイティなものを一つと、リン酢のためのお酢の小瓶のみを持って、シャワープースに(私の場合は、髪に良ければすべてに使えます)。
シャンプー・リンスのボトルを持って入っていたときより、軽いし手軽です。
パウダールームで乾かすと、髪はサラッサラッのフワッフワッ。
明らかに以前より髪の状態が良いので、鼻唄混じりになります。

2009年12月11日

トロピカル石けん

トロピカル材料トロピカル石けん冬になぜ、トロピカル?と思われるかもしれません。
夏には思いつかず、冬になってしまった、ということです。

夏になると鉢から出てくるレモングラスを使った石けんを作りたかったので、ココナッツミルクパウダーも入れて南国風に作ってみました。

石けんの肌に残っているのは、ココナッツミルクパウダーでしょうか。
かき混ぜたときは、ダマにはなっていなかったのですが。

EXVオリーブ油30%
アボカド油15%
マンゴーバター10%
ひまし油5%
ココナッツ油15%
パーム油15%
レッドパーム油10%
先入れはちみつ
レモングラス、ペパーミント、オレンジフラワー(煎じ液とオイルにインフューズド)
ココナッツミルクパウダー(型入れ時)
鹸化率95%

[使用感]
期待したほど、髪の洗い上がりはよくありませんでした。
悪くはないんだけど...といった感じです。

レモングラス、ペパーミント、オレンジフラワーのようなものはオイルに浸出させても、あまり特徴が出ないような気がします。
ココナッツミルクパウダーも、生地から小分けにしてよーく混ぜ合わせつもりでしたのに、石けんは滑らかな肌にならず、ナンダカナー、です。

しっとり系のアボカド、ひましを使っているし、レッドパームは結構お気に入りでしたのに。

ここのところ、無水エタノールで抽出したら石けんのできがどうなるかを順次試しているので、次回はそれでいってみます。

2009年12月09日

はちみつアルガン石けん

はちみつアルガン石けんこの石けんは、なぜか非常に柔らかいです。
乾燥が終わり引出しに入れ、引出しを開けるときに引っかかってしまったら、角がグニャッと欠けてしまいました。
先入れはちみつで10%だと入れ過ぎのような気がします。
はちみつを10%以上入れるときは、後入れの方がちゃんとした石けんになるような。

それに、アルガンオイルの匂いを緩和するべく、緑茶の煎じ液を使用したというのに、かえっておかしな匂いに変わりました。
何もしなかった方が良かったくらいです。

アルガン油25%、オリーブ油30%
シアバター10%、ひまし油5%
ココナッツ15%、パーム油15%
先入れ蜂蜜10%、緑茶
鹸化率95%

[使用感]
高価な油を使ったから使い心地が良いとは限らない---それを地で行く、がっかり感です。
蜂蜜を入れれば良い石けんになるというわけでもなく。
シアバターも10%も入っているというのに。

たぶん蜂蜜を10%も入れたときは、アルガン油はもっと少なく、オリーブ油の比率を上げた方がいいのかもしれません。
翌日の髪の外ハネが気になるハネ方で、フワッと感も足りません。

2009年12月07日

オ・プレチェネッラ(イタリアン)

プレッチェ1プレッチェ2プレッチェ3プレッチェ4先日、友人とランチをするのに横浜駅西口にあるイタリアン「オ・プレチェネッラ」に行きました。
平日の午後は奥様方の会合に使われているようで、どの席もみな女性たちでいっぱい。
夏ならテラス席もあるのかなというしつらえでしたが、あいにく季節柄店内のみ。
中はそれほど広くなく、ゆったり優雅にとはいきませんでしたが、友人とおしゃべりしているのが忙しかったのでそう気にはなりませんでした。

友人も私もそれほどお腹が空いていなかったので、お手軽なパスタコースに。
パスタを2種類頼むとそれぞれシェアしてくれるので、2種類のパスタを味わえました。

パスタは乾麺の方がコシがあって好きなのですが、手打ちがお勧めだったので手打ちにしました。
やはり麺は乾燥したものに比べるとプリプリ感が少ないように思いますが、ソースがとても味わい深かったのが印象的でした。

きのこのソースの方は、きのこだけでは絶対この味は出せないと思える味でした。
おそらく、ブイヨンが美味しいのでしょう。

実は、パスタマシーンの購入を検討したこともあり、自分で作ったらおいしいパスタが食べれるのかしら、と手打ちパスタには興味津々なのですが、評判のお店でもこのレベルの手打ちなら自分でチャレンジして美味しいものができるのかどうか怪しいと思っているのです(天然酵母のパンは、自分で食べて美味しいと思えるものが作れます)。

讃岐うどんは、生の方がツルッ、シコッとして断然おいしいとは思いますが。
イタリアンパスタは、手打ちでおいしいと感じたことがありません。
人それぞれ、美味しい基準が違うので、けなされたと思わないでくださいませ。

東京に出ずとも、美味しいイタリアンが食べれるお店ということで、クチコミが多い評判の良い店でしたが、それを鼻にかけているような、自然体のおもてなしができないスタッフの態度も、ちと気になりました。

2009年12月04日

ラベンダーローズマリー石けん

ラベンダーローズマリー石けんハーブを使った石けんは、
〇お茶にする
〇煎じ液にする
〇油に抽出する
〇チンキにする
〇ウルトラ抽出
〇型入れ時に混ぜ混む
等、いろいろな方法がありますが、石けんにしたときにどれが効果的なのかはわかりません。
抽出する方法のうち、お茶が一番成分が抽出されにくいような気がしますが、ラベンダーとローズマリーをお茶にし、苛性ソーダの水溶液にする前田京子さんの方法で作った石けんは、洗髪にバッチリ、友人も使い心地が良かったと申します。

私は、マイコンの煎じ器を持っていることもあり、煎じ液の他に、油に温浸法で抽出する方法をとっています。

EXVオリーブ油55%、シアバター10%
ひまし油5%、パーム油15%
ココナッツ油15%
先入れ蜂蜜、ラベンダー、ローズマリー
鹸化率95%

ダブルの方法でハーブ効果が上がると期待していているのですが、使い心地はどうでしょう。

[使用感]
最初のうち、本で読んだ限りでは、シャンプーバーとしてローズマリーの方が良いような印象を受けました。
が、ラベンダーと紫根を使った石けんの使用感が結構良く、ローズマリーだけやローズマリーとローレルを合わせた石けんがイマイチだったので、私にはラベンダーの方が合っているのかと感じています。
皮脂をコントロールするタイプのもの、たとえばアルガンオイルを使った石けんや、ラベンダー使用の石けんだと良い印象を受けるのです。