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2010年01月29日

十薬甘草石けん

十薬甘草石けんベトナム料理で葉っぱ巻きに供されるどくだみは匂いがきつくありませんが、日本のドクダミの匂いは、どちらかというと変な臭い。
かなり強烈な匂いで、毒を溜めているかのようで、どくだみという名がついたとか。

十種類の効き目がある(たくさんの効果があるというたとえでしょうか)ので、漢方薬では十薬といいます。
中薬的には魚腥草といいますが、中国人も生臭い(良い匂いではない)と感じていたのでしょうね。

どくだみは清熱解毒薬ですから、おできなどの皮膚トラブルに効きそうです。
さらに、その効果を高めるために甘草、クレイ、アロエも加えて。

アボカド油20%、EXVオリーブ油35%
カカオバター5%、マンゴーバター5%
パーム油15%、ココナッツ油20%
十薬、甘草、カオリン、アロエ末
鹸化率95%

[使用感]
カオリンとアロエも入っているのに、十薬甘草石けんというネーミングにしたので、試すという意欲がなかったのです。
中医学のお仲間が気になる石けんの一つに挙げていたので、使ってみなくてはと思いました。
カオリンとアロエ入りなら、使い心地良さそうですものね。

例によって、スポーツクラブのシャワーブースで使っていて、泡がムチャクチャ立つのでびっくり。
こんなに泡立つのならそのまま体に落して洗えば、素早くシャワータイムが終わったでしょう。

ひまし油を入れなくても、ココナッツ油20%でブクブクになるのです。
洗い上がりの髪は、しっとりとして毛先が綺麗に内側に丸まりました。
アボカド油効果は、いつもはあまり感じたことはありませんでしたが、この配合は良いかもと思える石けんです。

2010年01月27日

桃紅四物湯石けん

桃紅四物湯材料桃紅四物湯石けん中医学を習うと、方剤では有名な『四物湯(しもつとう)』という薬があります。

熟地黄当帰白芍川芎(せんきゅう)の四つを合わせた、補血の有名なものです。

これに、桃仁紅花を加えると、瘀血(おけつ)に効果的な方剤になります。
心臓の調子が悪いときによく使われる血府逐瘀湯(けっぷちくおとう)は、この桃紅四物湯が含まれます。

外用としてもたびたび登場する中薬ばかりなので、石けんに仕立ててみました。
内服での効能は、外用にしてもいくらかは残っているようですが、石けんにしたらどうなるかは使ってみなければわかりません。

米油20%、ひまし油10%
EXVオリーブ油32%
パーム油18%、ココナッツ油20%
先入れ蜂蜜4%
桃仁、紅花、熟地黄、当帰、白芍、川芎(煎じ液のみ)

オイルに成分を浸出させるとき、漢方薬がうまく抽出できているのかあやしいと、常々思っていたので、このときは煎じ液のみを苛性ソーダ水溶液に使っています。

[使用感]
中薬を使った石けんは、ハーブ使用の石けんに比べると良かったことは非常に少ないのです。
もともと香りがよくないこともありますし、水に成分を溶かす(煎じる)と苛性ソーダに直にその成分が出くわすことになり、強アルカリの洗礼を受けやすいということも関係しているかもしれません。

そういうわりには、この石けんはわりと良い感じ。
特別、感激するほどとはいえませんが、悪くはありません。
これって、とても希少なことです。
配合は、いつもと大差ないので、成分として入れている桃別四物湯のおかげかと思います。

2010年01月25日

柿渋石けん(デオタンニン風)

柿渋材料柿渋石けん以前に作った柿渋石けんは、未精製のカカオバターのチョコレート色に染まりましたが、こちらは普通のクリーム色のカカオバターを使ったので、一色にはなりませんでした。

が、なぜか、点々模様ができています。
バター類を10%も入れると冬には良いかもしれませんが、男性には油分が多くて重いかも。

アボカド油20%
EXVオリーブ油40%
カカオバター5%
モーラバター5%
パーム10%
ココナッツ油20%
先入れはちみつ4%、柿渋8%
シークレイ、ウィッチヘーゼル、アルニカ(煎じ液と油に浸出)

作成日は12月20日。
温度差があると、型の周りと中では同じ色になりません。
周りの方が白っぽいので、外側の気温が低かったためではないでしょうか。

最近、トレースが出る(型入れ時)まで、および、型に入れて保温するときも、液温をできるだけ40度に保った方が
出来上がったときの石けんの硬さや色にむらがないと思うようになりました。
今までは前田京子さん方式で、冷たくなっているようでも鹸化は自動的に続いているのだし、と、型に入れるときも積極的に40度に液温を上げるということはしませんでしたし、保温も発砲スチロールの箱に入れるだけでした。

その石けんによって、液温が上がるものと冷たいままのものとありますから、石けんの状態によってということになりますが、保温からはずすまではできるだけ液温が40度になるようにする(植物性のオイルでは)のが、鹸化を一気にするコツではないかと。
液温を40度というのは、家庭ではとてもむずかしいですよ。
周りの温度を上げ過ぎると、液温は軽く50度や60度になるようですから。

2010年01月22日

オレンジキッチンソープ

オレンジキッチンソープ石けんクレンザー的石けんをめざし、レッドパームに重曹を20%入れた石けんです。
ラードもお安いのでキッチンソープには良いかと、使っています。
植物性のオイルより、動物性のオイルの方が安いので、矛盾を感じますが。
(飼料を与えて飼育されるお肉を食べるより、植物そのものを食べる方が効率的)

レッドパーム油50%、ココナッツ油30%
ラード20%、重曹20%
鹸化率97%

<参考記事>
レッドクレイキッチンソープ
カロチン石けん(キッチンソープ)
黄色と緑のキッチンソープ
キッチンソープ(重曹入り)

[使用感]
20%も重曹を加えると、レッドパーム油の場合は石けんくずが粉っぽくなります。
普通、石けん受けにはとろけた石けんがつくと思うのですが、これがやけに粉っぽい。

手作り石けんは非常に泡切れが良いのですが、この石けんは泡の状態で鍋などについていれば問題ないけれど、水が足りなくて石けん自体がくってついていたら、よーくすすがなければなりません。

レッドパームを使ったら、重曹は10〜15%にしておいた方が良いかもしれません。

2010年01月20日

ククイナッツ石けん

ククイナッツ石けん前田京子さんが特別の石けんとしているククイナッツ。
使ってもいないのに評価はできないと、作ってみました。

ククイナッツ油は『お風呂の愉しみネットストア』で購入しましたが、よく見るとヴィタミンCやヴィタミンEが添加されています。
これでも持ちが悪いのかしら?

使う分だけカットして、後は冷蔵庫にしまうなんて芸当は私にはできないので、一応ROEを入れて酸化スピードを遅くはしましたが、人にも配って、早めに使いきるにこしたことはないですね。

ローズヒップの石けんが気に入っているので、そちらと比較するためにローズヒップパウダーを入れています。

ククイナッツ油20%、オリーブ油20%
シアバター10%、マカデミアナッツ油15%
ホホバ油8%
パーム12%、ココナッツ油15%
ローズヒップパウダー
ローズマリーオイルエキストラクト
鹸化率95%

冬になり気温が低くなってトレースが出にくくなりました。
11時間たってもゆるトレースともいえないほど。
でも、朝になったら固まりすぎかもしれないし、早く寝たいのとで型入れしてしまいました。
そのせいか、分離こそしませんでしたが、上層と内部の色はくっきりと分かれています。
この不出来が原因で、冬はもっと積極的に保温すべきではないかと考えるようになりました。
(私は前田さん方式で、型入れ時に冷たくなっても自動的な鹸化は続いているから、発泡スチロールに入れるだけでした)

型出し時に柔らかい石けんは、1カ月の熟成期間が過ぎてもとても柔らかい。
上部の白っぽい部分は内部よりさらに柔らかいので、結局ワックスペーパーで包むときにかなり削ることに。
上部のみうっすらソーダ灰が出た石けんは、薄ーく削るだけですみますが、白く層になったものはとんでもなく削ることになります。
削った石けんはネットに入れ、洗濯機に入れる前の洗濯物の部分洗いに使用していますが、ネットいっぱいになった巨大な塊が石けん受けに乗っています。

[使用感]
だいぶ前に作っていながら、試していない石けんも多いのですが、これは解禁後、即試しました。

が、私には、???、の世界です。
オイルの配合が悪かったのかもしれませんが、ローズヒップに比べると可もなく不可もなく、といった感じでしょうか。
人によってはククイナッツの良さがわからなかったとおっしゃっている方もいますが、私もそのクチです。

ローズヒップはオイルを直接塗るより石けんにしたときの方が手応えがあったのですが、ククイナッツは逆です。
直接塗る方が浸透力が感じられて、『んんん?』と思いました。
石けんの方は撃沈です。
期待感が大きかったせいかもしれません。

髪、顔、体と三拍子揃った石けんをスポーツクラブ用にしているのですが、私にとってはこの石けんは髪がダメです。
洗髪の翌日、髪が変に外ハネし許容範囲を超えてしまいます。

だからといってフェイシャルバーに限定するほどではなく。
二度めに作った真珠石けん(パールフェイシャルバー)が、ツルツル、しっとりするのに引き締め感もあり、そちらに軍配をあげざるを得ません。

その後友人から、
『パールフェイシャルバーより好み! ククイナッツの石けん気に入った』とのこと。
ほんと、人によりお気に入りになる人と、そうでもないなあと思う人と分かれる石けんです。

それにしても、どちらも材料費がかかる石けんですが、ククイナッツオイルは入手しやすいので、真珠石けんより作りやすいかもしれませんね。

<参考記事>
ローズヒップオイルの石けん
パールフェイシャルバー

2010年01月18日

ハーブ石けん

ハーブ石けん髪に良いのはローズマリーと思っていましたが、私にはラベンダーの方が向いているかもしれません。
ラベンダーと紫根を入れた石けんが割と良かったし、ラベンダーはオイルコントロールしてくれるかと。
ネトルやアルニカも入れて作ったら、どんな使い心地になるか、楽しみです。

オリーブ油35%、スイートアーモンド油20%
モーラバター5%、ホホバ油5%
パーム油20%、ココナッツ油15%
先入れ蜂蜜4%
ラベンダー、ペパーミント、ネトル、アルニカ、アロエ
鹸化率95%

画像でわかるくらい、柔らか〜い石けんです。

<参考記事>シコン(紫草)石けんの色

[使用感]
泡の立ちにくい石けんです。
髪にクルクルしたら、たいがいの石けんはモクモクしてくるのに、これはいくら髪に回転させても泡立ってくれません。
そういう点では洗い上がったのかすっきりはしませんが、ラベンダーと蜂蜜が入り、さらにアーモンドオイル配合だと私の髪はサラッ、フワッ、ツルッ、シトッ、です。


2010年01月15日

ニーム石けん

ニーム石けん ニームはインドセンダンの木で、害虫が寄りつきにくいといわれます。
秋頃、ホームセンターでニームの苗が売られていました。
園芸店でも見かけたことがなかったので、珍しいとは思ったのですが購入しませんでしたが、太ったナメクジが出没する今日このごろ。
ニームの鉢を植えるべきだったと後悔しています。

そこでナメクジ駆除の目的も兼ねて、ニームオイルを購入しましたので、石けんにしました。
石けんにすると殺菌力があると言いますから、ニキビケアなど、皮膚を清浄にしてくれそうです。

ニームの匂いは玉ねぎのようですが、1か月熟成した後はそれほど気になりません。
実際使用したらいかがなものでしょうか?

米油20%、EXVオリーブ油30%
シアバター5%、マンゴーバター5%
パーム油15%、ココナッツ油15%
ニーム油10%
よもぎうこん
ニームパウダー、黒砂糖、アロエ
鹸化率95%

よもぎとうこんは煎じ液と油に浸出させ、黒砂糖はミルサーで挽いてニームパウダー、アロエ末とともに型入れ時に加えています。

[使用感]
とても、さっぱりした、という印象を持つ石けんです。
洗い上がりがすっきりとしていて、殺菌効果があるのかな、と思えます。

ただ、あいかわらず玉葱のような匂いがするので、使っていても楽しくありません。
ちょっと引いてしまいます。

にきびに良い石けんとして市販されていますが、オイリー肌の人には良いと思います。
特別にニームを必要としている方にはお勧めです。


2010年01月13日

珊瑚アーモンド石けん

珊瑚アーモンド石けん最近は、木型二つとペーパーモールド二つを使い分けています。
なるべく紙型を何回もリユースしたいので、色がつくものは木型で白っぽいものは紙型にしています。

ペーパーモールドだと、500gバッチで作ると上部がかなり空いてしまうので、八つ切りにすると拍子木のような形です。

この石けんは、ココナッツやパーム無し。
硬さはシアバターで出しています。
珊瑚カルシウムパウダーを入れなかったら、やわやわのものになったでしょうが、珊瑚カルシウムのおかげでそれなりに硬いものができました。

やはり、紙型の方が石けんの肌質が滑らかなものができるような気がします。

スイートアーモンド油30%、オリーブ油40%
ホホバ油10%、シアバター10%
ひまし油10%
ローズマリーオイルエキストラクト、珊瑚カルシウム10%
鹸化率95%

[使用感]
滑らかなチーズケーキのような石けんで、でき上がりは満足していましたが、シアバター10%で硬さを出しただけのソフトオイルばかりがたたって洗髪には適していません。
フェイスには良いかもしれません。

それにしても、材料が良いのにでき上がりが不満足だと心残りです。
これを補うために、コンフェにしてみるのも手だなと計画しています。
デザインのためにコンフェにする方は多いでしょうが、成分を変化させるために混ぜるのもありかと。


2010年01月08日

ピンクローズ石けん

ピンクローズ石けんピンククレイを入れた薔薇の石けんですが、ローズヒップオイルは入っていません。
玫塊花をラム酒で煮出して苛性ソーダ水に、ローズヒップパウダーを型入れ時に加えました。
汚れを落とすクレイの効果と、ピンクの色を出したいのとで、ピンククレイ、潤いも欲しかったので杏仁霜も入れてます。

ローズヒップパウダーはファインカットだったので、斑点のような模様です。
粉状態だともっとむらの少ない色になりますが、どの程度の模様になるかと作りました。
良く言えばピンクパンサーだけれど、石けんとしてはあまり上品な模様とは言えませぬ。

スイートアーモンド油15%、ヘーゼルナッツ油15%
オリーブ油35%、シアバター5%
パーム油15%、ココナッツ油15%
ローズマリーオイルエキストラクト
玫塊花(まいかいか)、ラム酒、ローズヒップパウダー、ピンククレイ、杏仁霜

[使用感]
アルコールが入った石けんは、アルコール分を飛ばして使っていてもしっとりするようです。
この石けんもしかり。
髪、顔、体にオーケーで、三拍子揃っています。
次に作るときは、ローズヒップをファインカットではなく粉で使うと斑点模様にならずに均一で綺麗なものができると思います。

2010年01月06日

死海の泥石けん

死海の泥石けん死海の塩ではなく、ミネラル豊富な死海の泥を使用した石けんです。
死海の泥は、ブラックミネラルマッドとも呼ばれているようですね。
皮膚病や関節疾患に効果があるといわれており、死海のほとりにはそのためのスパが数多いとか。
クレオパトラも利用していたといいます。

これは、死海に行ってみなければ、と、夫に打診(行ってみたいと思わない?)すると、その手のことにはまるで興味ない夫に見事却下されてしまいました。
(ヨルダン側なら、ペトラ(インディジョーンズに登場)の遺跡もあるから、OKするかしら)

一応旅気分も味わえるかと、他のクレイ石けんに比べてどれほど違いがあるのかも興味津々です。

スイートアーモンド油20%、オリーブ油40%
シアバター5%、ひまし油5%
パーム油15%、ココナッツ油15%
ローズマリーオイルエキストラクト
死海の泥パウダー
鹸化率95%

<参考記事>死海の塩石けん

[使用感]
やはり、死海の塩や泥はただものではなかった、というのが正直な感想です。
海面より低い位置にあり周辺が乾燥しているから、海水が凝縮されていてミネラルは通常の海水より10倍も多いと聞くとおり、他のクレイとは全く異なる石けんのでき上がりです。

死海の塩石けんの方は、空気中の水分を呼んで、包んでいるワックスペーパーがどんどん湿ってきますから、泥の方もそんな感じかなと思っていました。
マグネシウム分も多いのでしょうが、他のクレイ石けんのように毛穴の汚れを取る代わりに皮膚が乾燥しやすくなるということはありません。

ツルツルしているのです。

鹸化率95%で作っていて、オイルをスーパーファットもしていませんが、全く乾燥するどころか皮膚はしっとりとしています。
古代より皮膚病の治療に人々が押しかける死海、『本物だった』 と 実感したのでした。

2010年01月05日

当帰紅花飲石けん

当帰紅花飲材料当帰紅花飲石けん当帰紅花飲は、血の巡りをよくし熱をさます解毒薬の方剤ですが、石けんに使用される外用薬ばかり。
当帰紫草(シコン)大青葉(藍の葉)紅花です。

大青葉の代わりに青黛を使い、紅花から黄色が出、青黛が紺色なので、石けんの色は緑になるかと思いましたが、何ともいえない不思議な緑青に。

オリーブ油35%
米油20%
モーラバター5%
ひまし油5%
パーム油20%
コナッツ油15%
当帰、紫根、青黛、紅花
先入れはちみつ
鹸化率95%

<参考記事>
青黛の石けん(原料は藍です)
青黛紅花石けん
インドハーブ石けん(育毛)

[使用感]
最初に作った青黛の石けんは、夏に使うとドロドロだらしないくらい溶け出して柔らか過ぎる、と思いました。
が、使用感は一番良かったような気がします。
柔らかい石けんは使いにくいけれど、やはり肌には良いようです。

青黛とはちみつを入れると、標準以上の石けんができるので、そういう点では及第点をあげられます。
色は青黛そのものが、緑が入った濃い青なのですが、石けんに仕立てると、そのときに一緒に入れた他のものの影響を受けます。
今回は紫根で灰青、紅花で黄色をミックスした微妙な青です。

2010年01月01日

今年のムーランルージュ(パンジー)

ムーランルージュ秋からハンギングバスケットは、ムーランルージュばかりで一つ、リカちゃんパンジーばかりで一つ植えました。
その肝心のバスケットは、ただいま不調。
花はちらほらしか咲いていません。

ベランダの鉄部塗装中だったので、実家に3週間預けていたのが原因かとちょっぴり疑っています。
というのは、ずっとうちのベランダにいた普通の寄せ植えは花盛りだからなのです。

サカタで店員さんから聞いた話ですと、リカちゃんは株が大きくなるとのこと、ハンギングにはどうかなと、頚を傾げられてしまいました。
パンジーは10月、まだそれほど寒くならないうちに植えつけたほうが株も充実するので、5月くらいまで長ーく楽しめます。
単一の植物を植えつけた方が、でこぼこ飛び出たりしないし、開花時期が同じなので、パンジーやヴィオラほどバスケットに向いている植物はないのではないかと思っているのです。
花の少ない時期に、軽やかに咲いて目を楽しませてくれる活力の源、それがパンジーで、フリルの入ったグラデーションに光が当たると、それはそれは綺麗です。

<参考記事>
ムーランルージュと名付けられたパンジー
新年のバスケット
ペチュニアのハンギングバスケット
ホワイトのハンギングバスケット
ハンギングバスケット(ブルーデージーとオステオスペルマム)