« 2010年12月 | メイン | 2011年02月 »

2011年01月28日

たらこの粕漬けは赤くなる?

たらこ粕漬けこの写真のたらこは、もちろん無着色です。
スーパーで買ったすけそう鱈の生を、自分で粕漬けにしたものなんです。

かなり赤いですよねえ。。。

生たらこを買ったときは、『こんな色の悪いたらこを漬けたら、おいしくなさそうなのができそう』
と思いました。
でも、なぜか、発色しました。

夫は、『酔っぱらいたらこ』と呼んでいます。

酒粕にはたらこを発色させるものが含まれているんでしょうか?
市販のたらこの粕漬けを見たとき、『なぜ、こんな色付けたらこを使うんだろう』
と感じたのですが、そこのお店の粕漬けたらこも、もともとはそれほど色がついていない素材だったのかもしれません。
ただ、赤の色めは人工的な着色の場合、ピンクがかっているようですが、
私のは自然に着色されたもので、深い渋めの赤。

不思議です。。。。。

2011年01月25日

ストロマンテトリオスター

ストロマンテ私は、植物好きというのとはちょっと違います。
どちらかというと、植物中毒かもしれない、と思います。
骨折して退院し、最初にやったことといえば、フラワーバスケットを作ること。
まだしゃがむのが難儀な状態で、いったんしゃがむと立ち上がるのがやっと、でしたが、家で療養するのに慰めになる植物を見ていたかったのです。

ですから、インドアの窓辺はミニジャングル、ベランダの植物、外の緑の借景、
とトリプルで植物を楽しんでいます。

このストロマンテは、去年の秋にワールドフラワーで買ったもの。
246を走っていて、梶が谷の交差点近くにいつもわんさか人が出ている花屋、それがワールドフラワーで、すみれが丘に支店を出してから、どちらかのお店を訪れることが多いのです。
激安ショップで有名で、最近のすみれが丘店はウィークデーでも駐車場が満杯、なんてことがあります。
もう、10年以上ひいきにしているお店ですが、ここの社長さんは花市場に遅くでかけるのだそうです。
売れ残った植物を一掃して買っていくので、お安く買えるのだとか(駐車場の係の方からうかがいました)。

植物は購入したときがベストの状態でも管理が悪ければダメになるし、大鉢の方が生育している分、後の環境に馴染みにくい。
ですから、小さい植物を買うことが多く、栽培しているうちに自然に大きくなっていきます。

ストロマンテは通常3000円くらいするところ、700円くらい(千円だったかも)だったので購入しました。
葉は、表がクリームと緑、裏は濃いピンク(裏紅焦というんだそうです)で、葉を楽しむ植物としてはかなり派手。
最近、だんだん葉が垂れてきて、もっと立ち上がっていたはずなのにおかしい、と調べたら、
ブラジル原産で高温多湿を好み、日陰が好きなのだとか。

湿度が低いと葉が垂れてくるのは、冬になって部屋の湿度がかなり落ちてきた(33%でした)せいなのですね。
人間より植物の方が目安になります(低湿だと葉が倒れて新芽の葉が短いという記載あり)。
窓辺からちょっと遠ざけて、葉に霧を吹き加湿器を作動しました。
高温多湿は人間にはやっかいな環境ですが、人間にとっても低温低湿すぎたのは確かです。

2011年01月22日

短角牛のステーキ

短角牛岩手の短角牛は、テレビで放映されてからだいぶメジャーになりました。
大地を守る会ではそれ以前から扱いがありましたが、ステーキ肉が値上がりしてから私は何か月も食べることはありませんでした。

新年だし、セット価格で、単品で注文するより割安な気がする、ということで『おうちでごちそう短角牛ステーキセット』を頼んでみました。
外で食事することを考えたらお安いし、と考えたのも事実。
不景気の昨今、ステーキを記事にすること自体、なんだか情けないような気もしますが。。。

サーロインと肩ロース2枚の組み合わせ。
赤みのうまさがぎゅっと詰まったお肉で、肩ロースの方が通好みかもしれませんが、私はサーロインの方が好みです。
脂肪分の多い肉汁が口の中でジュジュジュッ、と、いうことはなく、
草を食べて育った肉本来の旨味を感じられる、柔らかーいお肉です。
写真のとおり、赤身が際立つ肉、それが短角牛です。

でもね、以前の方が『美味しーい!』、て感じだったんですよね。
食べたい欲求が強くなければ、値段も高いことだし、お肉ではなく野菜をモリモリ食べてる方が精神衛生上よろしい、と思えるのです。

2011年01月21日

ブライヤーウッド(ウィリアム・モリス)

ブライヤーウッド写真はウィリアム・モリスのBRIARWOOD(ブライヤーウッド)で、家のテーブルにかけているクロスの柄です。
10年以上も前(20年近いかも)にロンドンに旅行したとき、リバティ百貨店(チューダー様式の建物が目立つ、リバティプリントと呼ばれる小花柄で有名)で購入したのですが、本当は『いちご泥棒』という有名なプリントが欲しかったのです。
あいにくそれはなく、いちご泥棒によく似ていて、いばらの中に苺も鳥もいる、このブライヤーウッドというプリントを買いテーブルクロスに仕立てたのです(生地の耳部分にBRIARWOODと記載されていたので、このプリントの名前は知っていました)。

当時、日本では精油は今ほどメジャーではなく、市販しているお店も限られていましたが、ロンドンに行けば、エッセンシャルオイルなんてどこにでも売っている、と期待して探しました。
ところが、ロンドンでもなかなか見つからず、リバティの地下でやっと見つけ何本も何本も買ってきたのでした。
こんなに多く精油を買う日本人て、いったい何なのかしら?と店員はきっと不審に思ったことでしょう。

旅に出かけると、その思い出にテープルクロスを買ってきてしまう癖があります。
そのときの気分でクロスを変えるのですが、最近はブライヤーウッドの出番があまりありませんでした。
この柄−−−赤と緑ではっきりしているし、結構ごちゃごちゃしていますからねえ。

茶系のアイアンシ(これもリバティプリント)のカーテンも使っていたことがありますが、消耗してしまったので現在はありません。
何年立っても良いデザインは良い、ですね。

2011年01月19日

ガスールミルクのマルセイユ石けん

ガスールミルク石けんクレイの中では私は一番ガスールが好き。
どこがどう、という訳ではありませんが、感覚的に一番アピールしてくるクレイ、それがガスールだと思っています。
それで、ガスールでしっかり汚れを落とし、潤いをゴートミルク粉で補い、マルセイユベースで作ってみたのがこの石けんです。
山羊乳は生を使った石けんの方が、圧倒的に『おお!』と思えますが、いつも生を手元に置くわけにはいかないし、手軽に使えるパウダーが登場です。

粉といってもメインバーグの食用のものを使っています。
でも、これ、実際飲んでみると美味しくはないのです。
生の牛乳と粉ミルクを比べたら、粉ミルクが美味しくないのと同じ、といえばおわかりでしょうか。

EXVオリーブ油 72%
パーム油 10%、ココナッツ油 18%
ガスール、ゴートミルクパウダー、ルイボスティー
鹸化率95%

[使用感]
マルセイユの配合がかなり気に入っている私ですが、冬にはちと潤いが足りないような。。。
特に、シャンプーにしたときは、シアバター5% 、ひまし油5%は加えた方が良いかもしれません。
オプションで加えたガスールとゴートミルクパウダーは、それなりの働きをしています。
さすが!−−−マルセイユの配合だというわりには、しっとり感もあってさっぱりもする、という感じです。

2011年01月17日

肩立ちのポーズ(サルワンガアーサナ)その2

前回のサルワンガアーサナの記事の補足です。

胸骨に顎を近づける→顎は体重によって固定されているので、胸骨(胸の中心でそこから肋骨が出ています)を顎に近づけるようにすると自然に足は手前に倒れてくるのです。
胸骨に顎を押しつけ喉を圧縮する(ジャーランダラ・バンダ)→これが甲状腺を刺激することになります。

床についている部分は、後頭部、首、肩と上腕のみ。
体の他の部分は一本の棒のように床に垂直、これが完成型と『ハタヨガの真髄』には書かれています。

手前に倒れていた足を後方にするには背筋や腹筋でバランスをとらなければ床に垂直にはなりませんが、甲状腺を刺激するためには足が手前に倒れていても良いのではないか、と思います。

ホルモンは、鍵と鍵穴の関係とよく言われます。
血液を巡っていく微量のホルモンは、それを受け取る鍵穴があったとき初めてぴったり合うのですが、甲状腺のホルモンを受け取る鍵穴は全身にあるのです。
人間の細胞は60兆あるといわれていますが、それらの代謝を上げることができたらいつまでも若々しくいられる、と思いませんか?

だから、甲状腺を刺激する肩立ちのポーズがアーサナの母といわれる所以なのでしょうね。

本には、顎をまっすぐ伸ばし、顎を胸骨中央につけることに注意、初めのうちは首が横に曲がりやすく正しく行わないと首を痛める、とあります。
さらに、
このポーズは5分以上続ける、次第に延長し15分続けるようにする、このように長く続けても何ら害はない、
とも記載されていることから、効果を上げるには5分は必要ということでしょう。
(天地を逆にするので高血圧の人は鋤のポーズを最低3分はできるようにならなければ肩立ちはしないように、血圧高めの人も気をつけて肩立ちをするようにという注意書きがあります。)

このポーズをやっていると、脳戸強間玉枕肩中兪肩外兪大杼あたりに刺激を感じ、終わると目がすっきりし首の凝りが取れるようです(肩中兪には目をはっきりさせる効果がある)。
顎を胸骨につけていると口は当然閉じ鼻呼吸になるので呼吸器の状態が改善されますが、鼻詰まりのときはできないかもしれません。

2011年01月16日

サルワンガアーサナ(肩立ちのポーズ)

シルシャアーサナ(頭立ちのポーズ)はアーサナの王様で、サルワンガアーサナ(肩立ちのポーズ)はアーサナの母なのだそうです。

どちらも頭が足より下になることによって、無理なく血液が頭部に行き渡り活性化する、という訳ですが、頭でさかだちするのはバランスが取れないと無理だし練習が必要で、初心者にはそうそうできるポーズではありません。
せめて、アーサナの母の方で体調を整えようと、寝る前には肩立ちのポーズをやるようにしていました。

ところが、20センチはあろうかという段差を踏み外し、腕の上に体が乗ってしまい、三角筋を傷めてしまいました。
三角筋は腕を挙上させる筋肉です。
横からも前からも腕が上がらず、痛くて腕で自らの体重を支えることもできません。

それで、肩立ちのポーズを3日ほどできずにいたら、めまいというほどではないのですが体がバランスをとれないような感覚に戻ってしまいました。
骨盤を骨折して未だつながっていない部分があるので、そのせいでバランスがとれないような感覚はあったのですが、肩立ちをするようになってから、そういうことはなくなっていたのです。

これはいけない、と
本(ハタヨガの神髄)を読み返し、何とか腕で体を支えなくてもいいように腹筋・背筋その他の筋肉で支えるようにしたら、今まで肩立ちと思い込んでいたアーサナは完成型にほど遠い状態だったのだと知りました。

本には、胸骨に顎を近づけるように、と書いてあったんです。

肩の上に背骨や足がまっすぐ乗るようにするのが肩立ちだと思い込んでいたので、後ろに重心が行き過ぎて腕で支えることが多かった、と今になって思います。
肩からまっすぐの完成型に行く前に一度、胸骨に顎を近づけると足は肩の前に行くのです。

この状態は足が後ろに行き過ぎるより、喉が締まり、サルワンガアーサナが意図する甲状腺・副甲状腺をバッチリ刺激します。(このあと徐々に垂直になるように)
甲状腺のホルモンは細胞の代謝を増進させ、エネルギー産生を増やします。

本には

顎を胸にもっていくのではなく胸を顎にもっていくことに注意。
逆にすると背骨は充分伸びず充分な効果をあげることはできない。

とあります。

私は肩立ち(5分やりたいけど恐らく3分でダウン)のあと、鋤(ハラーサナ)に持っていき、脊椎を一つずつ戻し膀胱経のツポを刺激していきます。
肩立ちから鋤にいくとき、首に負担をかけて傷めませんよう、ご注意を!!

<参考>
不眠に効くサルワーンガアーサナ(肩立ちのポーズ)
骨盤骨折1
肩立ちのポーズ(サルワンガアーサナ)その2



現在、新刊は出ていないようで、元値より高くなっていて驚きました。

2011年01月15日

セネッティは冬の楽しみ

セネッティ遠景セネッティ近景サントリーが作出した木立ち性サイネリア、『セネッティ』は宿根草で、12月〜4月までと花期が長く楽しめます。
東京近郊では、一年で一番花が多く咲くのはやはり春。
夏は植物が旺盛に生育するけれど、暑すぎて株が蒸れて傷むものも出てきます。

秋になると花はだんだん少なくなって、冬はどこの家でもさらに花は少なくなっていきます。
その花の少ない冬の時期に盛大に咲いてくれるのは、嬉しい限りです。

宿根だから刺し芽で増やせそうだし、切り花にしても菊科だからわりと持ちそうです。
(夏の暑さに弱いので基本的には一年草との記述あり。夏越しがうまくいけば宿根ですね。シクラメンみたい。)

作出されて登場間近のときは値段も高いのですが、手頃な値段になってきたことだし、ということで冬のベランダの楽しみとして購入しました。

これは、豪華咲きの『レッド』です(花の中心に白のリングが入るキュート咲きもあります)。
赤紫で蛍光色のように光に当たると輝きますが、補正してもほんものの色に近づけることができませんでした。
赤紫のマーガレットのイメージ、といったら想像できるでしょうか。

サカタのタネで、桂華(木立性セネシオ)といっしょにディスプレーされていましたが、花は全く同じように見えてもセネッティの方が株の姿がすらっとしていて心引かれました。

豪華咲きは、レッド・ブルー・ラベンダーバイカラー・ブルーバイカラー、
キュート咲きは、レッドサン・ブルーサン
という名前がついています。

2011年01月12日

魚の粕漬

魚の粕漬母はよくやっていますが、私はお取り寄せはめったにしません。
が、いただいた一ノ蔵の酒粕で作った粕漬けがとても良い感じにできるので気をよくしていたところ、夫が粕漬の有名店が載っている本を私に見せました。
いつもは、何が入っているかわからない食品は買わない主義ですが、プロの味付けがどんなものか気になり注文してみました。
注文した後に調べていてわかったのですが、たらこは赤く着色されているものを使っているみたい。

本には黒砂糖使用とのことで、良い材料を使っているような錯覚を起こさせる記述だったので、ちょっとがっかりしました。
到着したものは、その『たらこ』が抜けています。

あらまあ、こんなことってあるの?
早速、問い合わせすると、
「自分ではなく別の者が詰めたので、こんなことは初めてです」とのこと。

後日、たらこと一緒に数の子の粕漬も到着いたしました(お詫びということらしいです)。
丁寧な対応でしたし、おまけの数の子までいただいてしまいましたが、やはり自分で作るのが一番!、と再認識しました。

魚久の粕漬は、洗い流してからお召し上がりくださいとあり、この某商店は魚が水っぽくなるので絶対水洗いはなさらないように、とあります。
魚久のは非常に塩辛いので、粕を洗い流すのを前提に保存が利くように作られているようです。
某商店のは、かなり甘めで砂糖で保存を利かせているようです。
塩の好みは人それぞれ。
自分好みの味を探すのはとても骨の折れること。
良い素材を使って自分で作れば、バッチリのものができるのは確かです。

<参考>大吟醸の酒粕(一ノ蔵)

2011年01月10日

気の出入り口って?

『鍼灸甲乙経』には、
『気衝』穴は、帰来(胃経のツボ)の下、鼠蹊上一寸、動脈往手、とあり、
『衝門』穴は、上去大横(脾経のツボ)五寸、在府舎(脾経のツボ)下横骨両端約紋中動脉、とあります。

双方とも鼠蹊部にあり、
鼠蹊部は、男の子が誕生するとき、直前に陰嚢が精巣から腹腔へ移動するのに通る道と言われています。

気衝(きしょう)穴は、腹部の気が出入りする要衝で、
衝門(しょうもん)穴は、太陰脾経・陽明胃経の経気が流中する要衝、だから
気衝や衝門という名がついたとか。

脾胃の気というと食べ物から得られるエネルギー。
それが鼠蹊部にあるというのが、おもしろいと思いませんか?

鼠蹊靱帯の下には動脈・静脈・リンパ管・神経が走っていて、とても重要な場所ではありますが、古人が気の出入り口が鼠蹊部にあると発見したのは何だか不思議です。

気は目に見えませんが、古人は気を感じる能力にたけていたのでしょうね。
帰来(きらい)穴は、息を吐くとき腹部の気が下降しこの経穴に集まるから気が帰る場所ということでこの名がついたといわれています。

2011年01月06日

ゴルゴンゾーラのリゾット(プリンセスサリー)

プリンセスサリー米リゾットピラフ大地を守る会で、長粒種の香り米プリンセスサリーを注文してみました。
実は以前にも注文したことがあるのですが、全然食べないうちに忘れてしまい(骨折して頼んだ食材をダメにしてしまったものがたくさんあります)、とてももったいないことをしてしまいました。

だから、今回はそのリベンジ。
サリークイーン(日本晴/Basmati370)と関東150号の掛け合わせということで、親のサリークイーンよりさらに日本的で粘りがあるとか。
サリークイーンの倒れやすい生育の欠点を補ったものらしいのですが、親が長粒種のハーフなら、その子ですからクォーターになります。

リゾットを作ってみると、さすがにべたつかずにさらっとしていてお粥のようにはなりません。
といっても完全な長粒種タイプではないので、かえって日本人には向いているのではないでしょうか。
粒はそれほど長くなく短い。

ピラフは、バターを入れて炊いただけのご飯(これはビーフストロガノフに添えました)を炒めてカニピラフ(フライドライスですね)にしたもの。
高温であおるチャーハンの作り方ではなく、比較的強火状態で炒めてみました。
水気はそれほど出ていないと思いますが、パラパラッとしていない感じが写真からもうかがえます。

どちらが気に入ったかというと、リゾットです。
水分を多く加えて煮る感覚の料理には、パッチリ合うと思います。
米を茹でて添え物にするのもアリでしょう。

ゴルゴンゾーラのリゾットはパルミジアーノと生クリーム、それにマッシュルームも入っています。
一度食べると、濃厚なので当分は結構。
そう思っていたのですが、また食べたくなる力に引きつけられ、今晩も、です。

2011年01月05日

手作り石けんでシャンプーすると

インドハーブ石けん手作り石けんを作っていて一番嬉しいのは、髪の毛の調子が良いこと。
手作り石けんでシャンプーする前も、市販の石けんシャンプーを使っていたのですが、髪の毛がいうことをきいたことはありませんでした。

髪の毛がパサパサしているおかげで、中学時代から『パサ』というありがたくないあだ名をつけられたその髪は、
今まで生きてきた中で一番良い感じ!!
光に当たるとツヤツヤとして、サラッとしています。
私の髪の毛ってこんなに良かったっけ?

髪の質が硬いのは、そう変わりがありませんが、手で触ると洗髪後にオイルでも塗ったかのようにツルツルした感触を得られます。
2年近く手作り石けんで洗髪していますが、お酢を薄めてリンスするのみで洗いっぱなしなんですよね。

最近、ひところに比べると石けんを作る意欲がだいぶ薄れ月に2〜3回しか作っていません。
だから、石けんの良さをわかる人にしか差し上げる気になりません。
手も荒れにくいからこそ、鍋洗いやお掃除にも気軽に使える−−−−ずーっと作り続ける気はありますが、この石けんの良さをわかる人は少ない−−−なんでなんでしょう?

たぶん、固形の石けんで頭を洗うということに抵抗を感じる方が多いせいではないでしょうか。
石けんシャンプーは水が大部分を占め、水は腐りやすいのでそのための保存料が必要です。
石けんは固形だからこそ余分な添加物を必要としないので、肌や髪に良い成分だけで作ることができる→固形だからこそ質が良い→使ってみてわかるその違いです。

ただ、私の場合はパーマもかけないしヘアダイもヘナ、太陽に長く当たるわけでもない、という下地があったので手作り石けんの恩恵をすんなり受けることができましたが、髪が不健康な状態の人はかなり苦戦するようです。
髪の毛が泡立てネットの役割をしてくれるから、モクモクになるまで直接髪にクルクルしてね、といって石けんを渡したのに、妹は4回も5回もクルクルしなおさないと泡が全然立たないというのです。

石けんは、『素のままの自分』が出ます。
手作り石けんで健康な髪や頭皮が取り戻せるのは確かですが、コーティング剤含有のシャンプー・リンスを使っていると誤魔化されてしまうのです。
髪が傷んでいる人ほど、元に戻すのに時間がかかります。

2011年01月02日

酒粕パウンドケーキ

酒粕パウンドケーキ一ノ蔵の酒粕をいただいたのをきっかけに酒粕の利用法を検索していて、酒粕を使ったパウンドケーキを作ろうと思い立ちました。

ブランデーケーキがあることだし、お酒を使った料理の延長線にあると考えれば、コクや旨味がプラスされるのですから活用範囲も広がります。

粉の量の半量の100gの酒粕を入れたパウンドケーキは焼きたてのうちはアルコールの匂いが立ち上り、香ばしさも相まって、
『あら、これはイケルわ』
と思える出来です。
温かみが消えても酒粕の風味は消えませんが、一口めが一番アルコールを感じて、二口三口と進むうちに何だかわからなくなります。
酒粕独特のインパクトのある味は健在ですので、ちょっと変わったパウンドケーキという路線でおもしろいのではないでしょうか。

粉・バター・砂糖を200g ずつで作りましたが、これだと通常は卵4個が標準です。
私の場合はベーキングパウダーを使いませんので、卵5個にするべきでした。
酒粕は七賢のものが残っていたので、それを使っていますが、水気が一ノ蔵のものより少ないので、パウンドの生地が硬くできてしまい、それが影響してしっとり感が欠けています。

(七賢の酒粕は同じく大吟醸と記載がありましたが醸造アルコールが添加されており、純米酒ではないようです。色も白っぽく板粕ではありませんが、褐色でお味噌のような柔らかさの一ノ蔵の酒粕とは異なります。)

<参考>七賢の酒粕石けん

2011年01月01日

大吟醸の酒粕(一ノ蔵)

玉の粕甘酒夫が会社の方から、非売品の純米大吟醸の酒粕をいただいてきました。
480g入りのものは市販されていても、いただいたのは900g---それで非売品らしいのです。

非売品と聞くと何だかありがたみが増すのはミーハーのようですが、
酒粕といえば板粕しか知らなかった私にとって、この練り粕は料理に使うにはとても便利。

板粕はお酒やミルクや水など、液体でゆるめないと他のものとは混ざりにくいですが、踏んで練った酒粕は褐色で熟成していて、通常の白い板粕よりコクがあり大吟醸の米粒も残っていて、本来の清酒部分より栄養価も高いしとてもお得感があります。

粕漬け用に銀だら・金目・鮭(銀聖)を仕込み、甘酒を作ってみました。
絵的には、まるでミルクティーのよう。
美味しいですねえ。
また、飲みたくなります。